Mac OS exFATフォーマットでHDDがマウントできなくなる
バックアップ用のUSB外付けHDDが調子が悪くなったので、新しいUSB外付けHDDを購入しました。
購入したのは下記のバッファロー製のハードディスクです。
BUFFALO ミニステーション USB3.1(Gen1)/USB3.0用ポータブルHDD 1TB HD-PCFS1.0U3-BBA
調子が悪いHDDは数年前に購入したバッファロー製のハードディスクですが、読み込みもかなり遅くなっており、異音もします。きっとそのうち駄目になりそうです。
新しいHDDを購入してMac Book Pro(macOS Catalina 10.15.6)に接続し、ディスクユーティリティで初期化しました。どのモードで初期化するか考えましたが、Mac OSとWindows OSで4GBを超えるファイルも読み書きできるexFATを選びました。
実はexFATは少し脆弱でHDDを取り外すときにミスをすると、マウントできなくなってしまうことがあります。自分も過去に経験していたのですが、あれからずいぶん経過しているので改善しているかなと考え、exFATを選びました。
調子の悪いHDDから新しいHDDへのデータ移行は、いくつかのファイルは失われましたが、主要なものは無事に行うことができました。
完了したところで調子の悪いHDDが取り外せなくなってしまいました。これが何か悪さをしたのか、新しいHDDも何か巻き込まれてしまったようで、取り外すことができなくなりました。
出かける直前までやっていたので、待っている時間もなかったのでMacの電源を落として強制的に取り外しました。
そして、移動先で新しいHDDを接続したところ、ガーン!マウントできなくなってしまいました。前にも同じことがおきました。
調子の悪いHDDはそれなりに接続は可能でした。
う〜ん、やはりexFATのせいではないかと思います。
こうなると、まったくHDDにアクセスできなくなります。
経験から下記の方法で復帰できることがわかっているので、やってみました。
- 接続するHDDを新しいHDD一台のみにする(念のため)
- 新しいHDDを接続する
- ディスクユーティリティーで新しいHDDが物理的に認識できているか確認する(マウントができない状態)
- アクティビティーモニターを起動し、「fsck_exfat」というプロセスを見つけ、強制終了する
- ディスクユーティリティーで新しいHDDがマウントされていることを確認する
- ディスクユーティリティーで新しいHDDにFirstAidをかける(かなり時間かかる。サイズによりますが1時間は待ちましょう)
とりあえず、これで新しいHDDは復旧しました。しかし、また同じことが起きそうなので、ディスクユーティリティにてフォーマットの種別を「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」にして、初期化し直しました。
もう一度、故障しそうなHDDからデータの移行を再開。
無事に終了しました。
ということで、exFATはお勧めしません。
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