南極で金環日食が観測される(2026年2月17日)
世界標準時(UTC)2026年2月17日、南極大陸とその近海で金環日食が観測されます。残念ながら今回の日食は日本では観測できませんが、日食は9:56(UTC)に始まり、12:12(UTC)に食が最大となり2分20秒にわたって金環食を続きます。NASA などの機関が南極からのライブ配信を予定しています。
日食は太陽と地球の間に月が入り太陽・月・地球が一直線に並ぶときに生じる現象です。このとき月の影が地球にできますが、この月の影に入る地域で太陽が欠けたように見えるのが日食です。太陽の平均直径は1,392,000 km、月の平均直径は3,474.8 kmです。直径で比較すると太陽は月の400倍にもなりますが、地球から太陽と月を見たときにはほとんど同じ大きさに見えます。地球から見たときに太陽と月が同じ大きさに見えるのは「地球から太陽の距離」と「地球から月までの距離」に関係しています。このため太陽の前を月が通り過ぎるととき、太陽が隠れるです。平均距離から求めた太陽の視直径は角度にして0.53度、月の視直径は角度にして0.52度です。地球から太陽と月までも距離は変動しますので視直径が変化します。地球と太陽と月の距離と視直径の関係の詳細については次の記事を参照してください。
【参考】太陽と月が同じ大きさに見える理由
日食のうち金環日食は太陽の手前を月が通過するときに、太陽が月からわずかにはみ出して「炎の輪(Ring of Fire)」のように見える希な現象です。
次回の日食は2026年8月12日でアイスランドやスペインなどで皆既日食が観測されます。日本国内では当面の間、皆既日食や金環日食は観測されません。金環日食は2030年6月1日に北海道などで見られます。全国では部分食が観測できます。皆既日食は2035年9月2日に中部・関東地方などで見られます。全国で部分食が観測できます。なお日本では2026年3月3日夜に全国で観測可能な皆既月食を見ることができます。
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