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2025年7月5日、イギリスのロックバンド「ブラック・サバス」が英中部バーミンガムでのコンサート「Back To The Beginning」に登場しました。オジー・オズボーンは代表曲「パラノイド(Paranoid)」で締めくくり「これが最後の曲だ。皆さんのサポートのおかげで素晴らしい人生を送ることができた。心の底から感謝する」と語り引退の挨拶をしました。このコンサートがオジー・オズボーンの最後のステージとなりました。

ブラック・サバス (1970年7月)
ブラックサバスの「パラノイド(Paranoid)」は重厚な曲が多いなかで比較的軽快なロックです。当時「パラノイド」を聴いてアルバムを買って他の曲を聴いて驚いた人も多かったのではないかと思います。ところがその重たい曲が聴いているうちにだんだん気に入り始め「パラノイド」より好きになってしまうのです。当時はアルバムを揃えることができるほどお金を持っていませんでした。そこでグレイテストヒッツを購入することになります。自分が最初に買ったブラックサバスのアルバムは1977年に発売されたブラック・サバス「グレイテスト・ヒッツ」(Black Sabbath Greatest Hits)です。このアルバムには、「パラノイド」「アイアンマン」「チェンジズ」「サバス・ブラッディ・サバス」「ブラック・サバス」「ウォー・ピッグス」「ラグーナ・サンライズ」「トゥモローズ・ドリーム」「スウィート・リーフ」などの代表曲が収録されています。 自分はこのアルバムのレコードとCDを持っていますがどちらも絶版しているようで中古CDは1万円ぐらいの値がついています。
このアルバムのジャケットはブラックサバスらしい薄気味の悪いデザインです。16世紀のブラバント公国(オランダとベルギー)の画家ピーテル・ブリューゲルの 1562年頃の作品「死の勝利」(蘭: De triomf van de dood 英: The Triumph of Death)を参考にデザインされました。

ピーテル・ブリューゲル
ピーテル・ブリューゲルの「死の勝利」は死と混沌を表現したものです。死を象徴する骸骨の軍隊があらゆる階級の人々に襲いかかり容赦なく蹂躙(じゅうりん)していくことろを描いたものです。

「死の勝利」(ピーテル・ブリューゲル)
この恐怖や凄絶さにあふれた絵画がブラック・サバスのダークで陰鬱な音楽性と合致するためグレイテストヒッツのアルバムジャケットのデザインに選ばれたと考えられます。この絵画は著作権切れのためレコード会社が自由にジャケットに使用できたようです。アルバムのジャケットは「死の勝利」そのものではありませんがそっくりです。アルバムのジャケットを左右反転すると「死の勝利」とよく似た構図の絵になります。

左右反転したBlack Sabbath Greatest Hits(ブラックサバス・グレイテスト・ヒッツ)
オジー・オズボーンさんの長きに渡る活動に敬意を払とともに、長きに渡り音楽を楽しませて頂いたことに深く感謝します。オジー・オズボーンさんは退されましたが自分が持っているレコードはいつまでも現役でブラック・サバスのサウンドを聴かせてくれます。
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