千葉真一さん主演殺人拳シリーズ「激突! 殺人拳」日本公開(昭和49年 1974年2月2日)
昭和49年(1974年2月2日)、日本映画界の伝説的アクションスターの千葉真一さん主演の映画「激突! 殺人拳」が公開された日です。当時、ブルール・リーの「燃えよ!ドラゴン」の公開により世界はカンフー映画が人気となっていました。東映がカンフーを空手に置き換えて千葉真一を主演に起用したのが後に殺人拳シリーズとなる「激突! 殺人拳」です。それまでのヒーロー像を覆す極悪非道なダークヒーロー剣琢磨の過激なアクションシーンが世界中で大人気となりサニー千葉の名を世界に轟かせました。
千葉真一さんが演じる剣琢磨は正義の味方ではなく極悪非道の殺し屋のダークヒーローです。兄の志堅原楯城を捜す依頼をした弟と妹が報酬を支払えないと知るや、千葉治郎さんが演じる義順を殺し、志穂美悦子さんが演じる妹の奈智を香港に売り飛ばすという鬼畜ぶりをみせます。しかし、石油王の遺産を継いだ娘サライ(中嶋ゆたか)のボディーガードをすることになり、その徹底したプロ意識から国際犯罪組織を相手に超人的な空手で立ち向かうことになります。かなり過激な描写があり米国公開時には「X指定」を受けました。過激なアクションシーンで成人指定を受けた初めての映画となりました。
しかし、千葉真一さんの空手アクション、独特の構えのポーズや顔の表現や呼吸が大人気となりました。関根勤さんの千葉真一さんの物真似は殺人拳シリーズの演技がもとになっています。
当時、東映は香港を訪問しカンフー映画などの調査をしました。ちょうど「燃えよ!ドラゴン」の公開後のことで、宣伝担当の福永邦昭は公開後のゴールデン・ハーベストのプロデューサーとブルース・リーに会い、リーが千葉真一のファンだったことを知り千葉真一との共演を考えました。しかしながら間もなくリーは亡くなってしまい実現不可能となってしまいました。その後、ゴールデン・ハーベスト側から「ドラゴン怒りの鉄拳」の日本上映の話があありました。東映の社内試写の結果、東映の岡田茂は「これなら千葉でやれる」と即決したことから、この映画の撮影が決まりました。東映は後に「ドラゴンへの道」を日本公開しています。
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