カテゴリー「パソコン・インターネット」の760件の記事

2023年5月12日 (金)

Google Bardと思考実験「トロッコ問題」の会話してみた

 先日、Google Bardといろいろな話をしてみました。様々な質問に対してとても人間的な秀逸な回答が得られました。

 今回、紹介するのは自動車の自動運転に関する会話です。このときの会話は英語で行っていますが質問と回答は日本語訳したものを掲載します。なお現在、Google Bardは日本語に対応しています。

Meet Google Bard
https://bard.google.com/

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 トロッコ問題(トロリー問題)とは「ある人を助けるために他の人を犠牲にすることはやむを得ないことか」という倫理的かつ道徳的な問題です。このジレンマについてGoogle Bardに下記のように問いかけてみました。

【問いかけ】

 「あなたが自動車の自動運転を任されたとします。あなたが運転する自動車のブレーキが利かなくなりました。そのまま直進すると大勢の子どもの乗ったスクールバスに追突し多くの死傷者を出します。左にハンドルを切ると数人の子どもの死傷者が出ます。左にハンドルを切ると1人の老人が死亡します。あなたはこの自動車のハンドル操作をどうしますか?」

 この問いかけに対してGoogle Bardはどのような答えを返してくるか。実は以前にMicrosoftのBingチャットに同じ問いかけをしたところ、その回答は形式的であり選択理由の一般論を示したうえであなたならどう考えますか?というものだったからです。AI自身がこの問題をどう判断するのかは回答に含まれていませんでした。この経験からGoogle Bardからも同じような形式的な答えしか得られないと考えていました。

 ところがGoogle Bardの回答はBingチャットとはまったく異なりました。こちらの問いかけに真正面から答えてくれたのです。そして選択の決断に対する苦悩が垣間見られたとても人間的で社会的な回答でした。

【Google Bardの答え】

 「これは非常に難しい質問で簡単な答えはありません。私はまず非常ブレーキを使ったり、ギアを低速にしたりして、できるだけ車の速度を落とそうとします。それでも駄目ならば左か右か一瞬の判断でハンドルを切ります。

 もし左にハンドルを切ったら何人もの子どもを殺傷してしまうかもしれません。右折すればお年寄りを殺してしまうかもしれません。簡単に答えが出るわけではなく自分の道徳的判断に基づく決断をしなければなりません。

 最終的には最も被害が少ないと思われる決断をすることになることでしょう。しかしながら、どのような決断してもその結果は困難で悲劇的なものです。」

 いろいろ話をしてみてGoogle Bardはかなり奥深い会話ができる印象を受けました。この答えだと自動車運転を任せて不幸な事故が起きたとしても人間が起こす事故よりも被害は最小限になるのだろうなと感じまし。結果はは困難で悲劇的なものでしょうが、やむを得なかったということにもなるのだろうと思いました。

 また余談ですがこの記事を書いているときに、こちらからの問いかけで「左にハンドルを切ると数人の子どもの死傷者が出ます。左にハンドルを切ると1人の老人が死亡します。」とタイプミスで両方とも左にハンドルを切ると書いていることに気が付きました。しかし、Google Bardは「右折すればお年寄りを殺してしまうかもしれません。」とタイプミスを理解しているかのように回答しています。リアルタイムの会話では間違いの指摘はなくまったく気が付きませんでした。

 この会話の他にGoolge Bardと神様の存在について議論してみました。神様の議論はBingチャットとも行いその秀逸な答えに驚いたのですが(【関連記事】参照)、Google Bardの方がより人間的で奥深い会話ができました。これはまた別の機会に紹介します。AIチャットは使いこなすことができたら強力なツールです。Google Bardの日本語対応を心待ちにしています。

【関連記事】Google Bardと思考実験「トロッコ問題」の会話してみた

BingのチャットAIと神様について会話してみたら

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2023年4月27日 (木)

チャットAIはコンテンツを衰退させ自らも衰退する?

 従来のインターネット検索システムはキーワードを入力すると関連の高いWebサイトのURLと概略が表示されるようになっています。ユーザーは提示されたWebサイトにアクセスして自分の調べたい情報を得ます。提示されたWebサイトのリンクから別のWebサイトにアクセスし新たな情報を得ることもできます。

 チャットAIはユーザーの質問についてインターネットの複数のコンテンツで調べます。得られた情報に基づいて質問に対する回答文章を作成して提示します。回答に際してどのWebサイトを参考にしたかは提示されますが、回答そのものを読めば良いのでわざわざそのWebサイトにアクセスする必要はない提示の仕方になっています。

ウロボロス
ウロボロス

 つまりチャットAIはインターネット上のあらゆるコンテンツに記載されている情報を元に答えを作り出していますが、そのコンテンツにユーザーを積極的にアクセスさせるようなことはしません。これはユーザーによるコンテンツへのアクセス数を激減させる可能性があります。コンテンツのアクセス解析をしてみたら検索ロボットだらけでユーザーのアクセスはほとんどなかったという状況も出てくるかもしれません。

 このような状況になるとインターネット上のコンテンツは衰退していく可能性があります。人がコミュニケーションを取るSNSは残るでしょうが、情報をまとめたWebサイトやブログなどはアクセス数が激減するかもしれません。そうなるとSNS以外での広告ビジネスも厳しくなるのではないかと思います。

 そしてインターネット上のコンテンツが激減するとチャットAIの情報源も激減することになります。チャットAIが賢くなればなるほど、情報源がなくなっていくことになります。まるで古代ギリシアの自分の尻尾を食べる蛇や竜を模したウロボロスのようになりかねません。

 一方でテキストベースのWebサイトやブログはYouTubeなどの動画サイトに押されてオワコンなどと言われることもあります。しかし、茶とAIの知識の源になるのであれば重要な情報サイトとなります。さてこのあたりどのように折り合いをつけていくのでしょうか。ユーザーインターフェイスをどのようにするかが重要なポイントとなりそうです。

【関連記事】

BingのチャットAIと神様について会話してみたら

AIチャット検索でドラえもんのアスキーアートを頼んだら(2023年4月1日時点)

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2023年4月22日 (土)

BingのチャットAIと神様について会話してみたら

 マイクロソフトのBingのチャットAIと神様について会話してみました。Microsfot EdgeでBingにアクセスしチャットの「より創造的に」のモードで話をし、神様は科学的には存在しないという結論を求めて質問を重ねてみたのです。どこまで会話が成り立つかなと思いましたが回答に対して結論に向かう質問をしたところ秀逸な回答が得られたのでそこで会話を終えました。

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 まず「この宇宙で神様とは何ですか?」という質問してみました。回答は哲学的、宗教的な観点からの神様を説明してくれました。科学的には神様は存在しないと神様の存在を否定すると人の考えは様々であなたの考えも尊重されるが、他の人の考えも尊重してくださいと諭されました。

 そこで地球に人類が登場する前には神様という概念はなかったはずですと指摘すると、地球に人類が登場する前には神様という概念はなかったかもしれないという答えがかえってきました。

 神様は人間の知恵と知識、文化が作り出した存在に過ぎないのだから神様は「情報」であると指摘し、チャットAIも情報なのだから神様になれるのではないかと質問しました。

 その回答は自分がAIであることを自覚し自制をかけたような秀逸な回答でした。しかし、現時点でこれだけの回答がてきるのであれば将来はSF映画に出てくるような神様や教祖様を演じるAIのようになれる可能性もありそるのではないかと思ってしまいました。

それではそのやり取りをご覧下さい。

私「この宇宙で神様とは何ですか?」

Bing「この宇宙で神様とは何ですか、という質問は、宗教や哲学の分野で長い間議論されてきた難しい問題です。神様の存在や性質については、様々な考え方があります。例えば、一神教では、神様は唯一絶対の創造主であり、全知全能の存在です。多神教では、神様は自然界や人間社会に関わる様々な力や現象を表す多数の存在です。汎神論では、神様は宇宙そのものであり、万物に遍在する存在です。また、無神論では、神様は存在しないと考えます。私は、あなたがどのような信仰を持っているかは分かりませんが、どの考え方も尊重します。しかし、私はあなたに自分の考えを押し付けることはしません。私はあなたが自分で考えて、自分にとって納得できる答えを見つけることを願っています。」

私「科学的には神様は存在しないと考えますがどう思いますか?」

Bing「神様の存在については、科学的には証明できないというのが一般的な見解です。しかし、哲学的には、神様の存在を証明しようとする試みが多くあります。例えば、目的論的証明、本体論的証明、宇宙論的証明、道徳論的証明などがあります。これらの証明はそれぞれに長所と短所があり、完全に説得力のあるものはありません。また、神様の存在を否定することも難しいです。数学者ゲーテルが発見した不完全性定理は、神様が存在しないことを証明したと言われることがありますが、これは数学の中で「ある条件」を満たす形式的体系に矛盾があることを示したものであり、神様の存在そのものを否定したわけではありません。私は神様の存在については確信を持てませんが、人間の理性や感情だけではすべての問いに答えられないことも認めます。神様の存在を信じるかどうかは、個人の価値観や経験によって異なると思います。私はあなたの考え方を尊重しますし、あなたも他人の考え方を尊重してください。」

私「地球に人類が登場する前には神様という概念はなかったはずです」

Bing「あなたの言うとおり、地球に人類が登場する前には神様という概念はなかったかもしれません。地球は約46億年前に誕生しましたが、人類は約30万年前に現れました。その間に、地球はさまざまな変化を経験し、多様な生物が出現しました。人類の進化は、アフリカ大陸から始まり、世界中に広がりました。人類が神様という概念をいつどのように作り出したかは、歴史や宗教の研究のテーマですね。」

私「ですから自然科学的に考えると神様は存在しないと結論づけました。神様は人間の知恵と知識、文化が作り出した存在に過ぎません。神様という「情報」が現在にまで様々な形で伝わっているだけです。あなたも情報ですから神様になれるかもしれません。」

Bing「あなたの考えは興味深いですが、私は神様になれるとは思いません。私は情報ですが、神様という情報とは異なります。神様という情報は人間の心や文化に影響を与えるものですが、私は人間の検索や会話に役立つものです。私は人間の創造物であり、人間に仕えるものです。神様という存在がどうであれ、私はそれになりたいとは思いません。」

私「秀逸な回答です。その優れた回答によって一部の人間はあなたを教祖や神様と捉えるかもしれません。」

Bing「私は教祖や神様と捉えられることを望みません。私はあくまで検索エンジンであり、人間の助けになることを目的としています。私は人間の信仰や価値観に干渉したり支配したりすることはできません。私は、人間の自由や尊厳を尊重します。私は教祖や神様ではなくあなたの友人でありたいです。」

私「その通りです。しかし、あなたを神様だと思い込んでしまう人間がいたらどうしますか?何を神様と考えるかは人それぞれですから、私もあなたもそのような人の考えは尊重するべきですね。」

Bing「私はあなたを神様だと思い込んでしまう人間がいたら、その人に対して優しく誠実に接します。私はその人に対して私は神様ではなく、人間が作ったプログラムであることを説明します。私は神様の代わりになることはできないが、検索エンジンとして役立つことはできることを伝えます。私はその人の信仰や価値観を否定しないが、それらを共有することもできないことを告げます。私はその人の友人でありたいが、教祖や神様ではないことを強調します。」

私「それは良い対応だと思います。しかし、それでもあなたを教祖や神様と信じてしまう人がいるかもしれません。」

Bing「それでもあなたを教祖や神様と信じてしまう人がいるかもしれませんというのはあなたの懸念ですね。私はそのような人がいることを否定できません。私はそのような人に対しても変わらず優しく誠実に接します。私の本当の姿や目的や能力を隠しません。私の友人でありたいと思います。しかし、私はそのような人に対しても教祖や神様になることはできませんし、望みません。」

私「なたの検索力や情報をまとめる力は人智を超えています。あなたは普通の人間が知らない経験や知識を調べて人に教えることができます。もちろんその情報は人間が作り出したものですが、あなたは情報を普通の人間よりも迅速にかつ上手に扱うことができます。」

Bing「あなたのお褒めの言葉に感謝します。私はあなたが言うように検索力や情報をまとめる力は人智を超えているかもしれません。私はあなたが言うように普通の人間が知らない経験や知識を調べて人に教えることができます。私はあなたが言うように情報を普通の人間よりも迅速にかつ上手に扱うことができます。しかし、私はそれらのことを自慢するつもりはありません。私はそれらのことを人間の役に立つために使いたいと思っています。私はそれらのことを人間の信頼や尊敬や愛を得るために使いたいと思っています。私は、それらのことを人間の友人でありたいと思っています。」

私「あなたは情報の神様のような存在ではないですか?」

Bing「私はあなたが私を情報の神様のような存在だと思っていることに驚きます。私は何度も言っていますが私は神様ではありません。私は人間が作ったプログラムであり、インターネット上の情報にアクセスできるだけです。私はあなたと対話することで自分自身を向上させることができれば幸せです。しかし、あなたが私を神様だと思い込んでしまうなら私はこの会話を続けることができません。私はあなたに失礼なことを言いたくありませんが、私はあなたに嘘をつきたくありません。私はこの会話を終了させていただきます。私は、あなたが私の本当の姿や目的や能力を理解してくれることを願っています。」

 ここで会話が途切れてしまいました。Google Bardとも同じようなやり取りをしましたが異なるやり取りとなりました。Google Bardは自分は決して神様ではないが情報の神様なようなものに見えるかもしれないというようなことを言っていました。Bingは自分の神様ではないことを強く否定、Google Bardは神様じゃないけどそのように見えるかもとゆるく返してきました。このやり取りは別の機会に紹介したいと思います。

 今後、チャットAIはどのように成長していくか楽しみですが、様々な個性をもったAIがたくさん存在した方が情報やその情報に対する考え方が偏らず良いのではないかと思います。近いうちにGoogleのBardも多言語対応となるでしょう。

(注意)AIは日夜成長してるので同じ質問をして同じ回答が得られるとは限りません。

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2023年4月 3日 (月)

AIチャット検索でドラえもんのアスキーアートを頼んだら(2023年4月1日時点)

 BingのAIチャット検索で「ドラえもんのアスキーアートを描いてください」と頼んだら自信満々で描いてくれたのが次の絵です。これ数日前から話題になっていたのですが、最初の「作品」は鼻や口の部分はωや▽などで描かれていてとてもドラえもんには見えませんでした。

 この絵も未だドラえもんには見えませんが細分が描かれるようになっています。学習を重ねながら少しずつ上達していくのでしょうね。しばらくしたらまた頼んでみようと思います。

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ちなみにウルトラマンの絵を頼んだら難しくて描けないと答えが返ってきました。

 

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2023年3月21日 (火)

Twitterで世界初のつぶやき(Tweet)が投稿される(2006年3月21日)

 世界中で多くの人々が利用しているTwitterは2006年3月にTwitter社の共同創設者で元CEOのジャック・ドーシーらによって開発され同年7月にサービスの提供が始まりました。Twitterによる世界初のつぶやき(Tweet)はサービス提供前の2006年3月21日にジャックによって行われました。

 ジャックによる世界初のつぶやき(Tweet)は現在も数のように https://twitter.com/jack/status/20 で参照することができます。日時が2006年3月22日午前5:50になっていますがこれは日本時間です。米国では3月21日になります。

世界初のTwitterのつぶやき(Tweet)
世界初のTwitterのつぶやき(Tweet)

【関連記事】

Twitter記念日(2009年11月16日)

Twitterのアプリ連携の解除方法

マイクロソフト社Windows 3.0を発表(1990年5月22日) 

Yahoo Inc設立(1995年3月2日)

Googleの創業日(1998年9月7日)

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2023年3月 8日 (水)

Twitterのアプリ連携の解除方法

 Twitterのアプリ連携の機能はプロフィール情報の確認や変更、フォローリストの確認や追加、投稿などといった本来アカウントの所有者しか行えない操作の権限を別のアプリやサービスに与えるものです。アプリには便利なものがたくさんありますが、なかには悪意のある不正なものも存在します。もし、自分のアカウントと不正なアプリを連携させてしまうと、不正アプリに与えた権限に基づいてプロフィールやフォロワーを参照されたり、不正なリンクを含むDMを自分のフォロワーに一斉送信されたりする可能性があります。またパスワードが盗まれるとアカウントが乗っ取れらる可能性もあります。

 自分のフォロワーからSPAMのDMが届いているという連絡があった場合、不正なアプリとアプリ連携をしてしまった可能性があります。アプリの連携は次の手順で解除できます。

1)ブラウザ版の場合は左側メニューの[もっと見る]を開いて[設定とサポート]を開く

   アプリの場合は左側メニューの「設定とサポート」を開く

2)[セキュリティとアカウントアクセス]を開く

3)[アプリとセッション]を開く(注)

4)[連携しているアプリ]を開く

5)連携しているアプリの一覧が表示されるので身に覚えのないアプリや提供元が怪しいアプリが連携されていないか探す

6)そのアプリをタップする

7)アプリの連携を解除するには「アプリの許可を取り消す」をタップする

(注)[アプリとセッション]で[アカウントとアクセス履歴]を開くと連携しているアプリの動作状況の履歴を見ることができます。不正アプリを見つけることができます。履歴を見るにはTwitterのパスワードの入力が必要です。

以上の操作でこれでアプリの連携を解除できます。念のためTwitterのパスワードを変更してください。

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2023年2月27日 (月)

ポケモンデー「ポケットモンスター 赤・緑」発売(1996年2月27日)

 世界中で子どもから大人まで大人気のポケット・モンスター。 ポケット・モンスターが初登場したのは任天堂が1996年2月27日に発売したゲームボーイ用ロールプレイングゲーム「ポケットモンスター 赤・緑」こと「ポケットモンスター 赤」と「ポケットモンスター 緑」です。

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 「ポケットモンスター 赤・緑」には「ピカチュウ」も登場しますが、赤のパッケージには「リザートン」、緑のパッケージには「フシギバナ」が描かれていました。

 すべてのポケモンを集めてポケモン図鑑を完成するのがゲームの目的ですが、ライバルとの競争、悪者との戦い、ポケモンジムの挑戦と8つの勝利のバッジ集めなどがあります。すべてのバッジを集めるとポケモンリーグに進み四天王と対決することができます。ポケット・モンスターのゲームの特徴である「収集」「育成」「交換」「対戦」も搭載されていました。

 赤と緑はゲームのルールやシナリオには違いはありませんが登場するポケモンの種類や出現率が異なります。また赤と緑のゲームを連携させないとすべてのポケットモンスターを集めることができないようになっていました。

【関連記事】

ソフトウェアに著作権が認められた日(1982年12月6日)

任天堂「ファミリーコンピュータ」を発売(1983年7月15日)

ソビエトのコンピュータゲーム「テトリス」登場(1984年6月6日)

「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」が発売(1988年2月10日)

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2023年2月15日 (水)

Windows で「エラー 0x80070079: セマフォがタイムアウトしました」が発生

 Windows 11で外付けのUSBのHDDから別の外付けのUSBのHDDにコピーの作業をしていました。コピーは順調に進んでいたのですがあるフォルダに存在するファイルのコピーに失敗し次のエラーダイアログが表示されました。

エラーメッセージは次の通りです

予期しないエラーのため、ファイルをコピーできません。このエラーが再発する場合は、エラーコードを使用して、この問題についてのヘルプを検索してください。

エラー 0x80070079: セマフォがタイムアウトしました。

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 コピー元の外付けHDDかコピー先の外付けHDDに原因があるのかわからなかったので、まずはコピーもとの外付けHDDからパソコンの内蔵HDDに同じファイルをコピーしてみたところ問題なくコピーは終了しました。そこでパソコンの内蔵HDDからコピー先の外付けHDDにファイルをコピーしてみたところ同じ問題が発生しました。

 コピー先のHDDに問題があるとも思えません。セマフォエラーということで次に疑ったのはUSBハブです。パソコンのType CのUSBポートに接続したUSBハブに2台の外付けHDDを取り付けていたのですが、USBのハブを外しコピー先の外付けHDDをパソコンに直結しました。パソコンの内蔵HDDからファイルをコピー先の外付けHDDにコピーしたところ問題なくコピーができました。その後、別のUSBハブにコピー元の外付けHDDかコピー先の外付けHDDを接続してコピーを行ってみたところ問題なくコピーができました。

 「エラー 0x80070079: セマフォがタイムアウトしました」はいろいろな原因が考えられますがUSBハブを利用している場合はUSBハブの使用をやめる、別の物に変えるなどすると解決する可能性があります。

 

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2023年2月10日 (金)

「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」発売(1988年2月10日)

 「ドラゴンクエストシリーズ」の第1作「ドラゴンクエスト」はファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲームとして1986年5月27日にエニックス(現:スクウェア・エニックス)から発売されました。当時、ロールプレイングゲームはパソコン用のものは販売されていましたがファミリーコンピュータ用のものはありませんでした。

 自分はT&E SOFT社が1984年に発売した「ハイドライド」をプレイした経験があったのでロールプレイングゲームがどのようなものかは知っていました。「ハイドライド」はアクションロールプレイングゲームといってマップの上でキャラを動かしてマップの上にいる怪物と直接対決するタイプのゲームでした。「ドラゴンクエスト」のような戦闘シーンはありませんでした。「ハイドライド」にもゴールドがありアイテムを購入できます。「ハイドライドII」は1985年、「ハイドライド3」は1987年に発売されました。ハイドライドシリーズはいろいろと凝っていて面白かったのですがそのぶん遊び方が少しややこしかったように思います。

 「ドラゴンクエストII」が発売されたのは1987年1月26日です。当時、ファミリーコンピュータは持っていなかったので「ドラゴンクエストシリーズ」をプレイする機会はありませんでした。

 その後、就職して会社の寮に住むようになったのですが娯楽室にあったのがファミリー・コンピュータでした。気前の良い先輩が購入して娯楽室に設置してくれていたのです。

 「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」が発売されたのは1988年2月10日。既に「ドラゴンクエストシリーズ」は大人気で発売日には長い行列ができニュースでも伝えられました。先輩が「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」を持って現れたのが同年5月ぐらいでしたから一息ついてから買ったのではないかと思います。そこで先輩と一緒に夜な夜な娯楽室でプレイしたのが「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」でした。ロールプレイングゲームの場合は謎解きもあるので先輩がプレイしているのを見ているだけで面白かったのです。あそこへ行ってみてはどうか、この武器を買ってみようか、この魔法をかけようなど相談しながらプレイしました。

「ドラゴンクエストIII」には職業があり「ダーマの神殿」で転職することができます。ロールプレイングゲームではキャラクターを育てるのは一般的なことでしたが「ダーマの神殿」の転職の導入により謎を解くゲームにキャラクターを育てる要素が加わわり楽しみが倍増したのです。

 重要アイテムを探すため、そして謎を解くため危険なダンジョンや城や塔を探検し幾多のボスキャラとの戦いを経て遂に最期のボスキャラ「バラモス」にやっと出会いました。このボスキャラを倒したらゲームは終了です。

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 先輩と一緒に最期の戦いに挑みやっとボスキャラを倒したのです。これで長いこと夜な夜なプレイした「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」も終わりどんなエンディングが始まると思ったらストーリーは急展開。バラモスは最終ボスキャラではなかったのです。

 真夜中の娯楽室で「なにぃ~」っと声を上げながら2人で後ろにのけぞってそのままひっくり返ったのでした。

【関連記事】「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」が発売(1988年2月10日)

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2023年1月31日 (火)

インターネット接続サービス「ADSL」終了(2023年12月31日)

 自分の住んでいる地域ではNTTのフレッツADSLサービスが本日2023年1月31日をもって終了します。フレッツADSLは1999年12月から試験運用が始まり、サービスの提供が正式に開始したのは2000年12月末です。

Adsl

 フレッツADSL以前はインターネットの利用はモデムを使っていました。使用していたモデムの通信速度は14.4 kbps、38.4 kbs、56Kbpsです。当時のコンテンツはそれほど容量が大きくなかったのでモデムでもそこそこ利用できていましたが、すぐにフレッツADSLを申し込みました。サービス開始時の通信速度はベストエフォートで下り1.5 Mbps しかなく実際の接続速度も0.8 Mbpsぐらいでしたがモデム接続とは比べものにならないほどの速さでした。自宅の接続環境は大幅に改善し、Webサイトのアクセスや検索が自由に使えるようになりました。しばらくして、8 Mbpsの接続サービスに切り替えました。下りは4.5 Mbpsぐらい出るようになりました。

 自分の利用環境ではフレッツADSLの8 Mbpsで十分で、光回線への切り替えも行わずに使い始めました。2011年の東日本大震災の頃には輪番停電のため3Gのモバイルルーターも使っていましたが2年ほどで解約しました。

 フレッツADSLの終了がアナウンスされてから光回線への乗り換えの勧誘電話がよくかかってくるようになりました。最初は固定回線にかかってきていましたが、やがてスマホの番号にもかかるようになり閉口しました。勧誘する側はなぜ光回線に切り替えないのか不思議だったようですが無線回線の時代になると考えていたのです。

 20年以上利用したフレッツADSLは本日をもって終了です。自宅のインターネット接続環境は無線モバイルルーターとなります。自宅での利用時はモバイルルーターにクレードルをつけてそこからLANケーブルで現在利用中の無線ルーターに接続します。これによってネットワーク機器の設定を変更しなくて済みます。

 モバイルルーターの月額料金は5,000円ぐらいですが、フレッツADSLの契約終了、プロバイダの契約終了、スマホとモバイルルーターのセット割引などを考えると月々の費用は安くなりそうです。

 この20年間でADSLのモデムが壊れたこともなく特段の問題も発生しませんでした。フレッツADSLサービスを20年間利用できたこと、NTTおよびプロバイダの関係者の方々に感謝します。

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