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昭和55年(1980年)5月22日、ナムコ(バンダイナムコエンターテインメント)はアーケードゲーム「パックマン(Pac-Man)」を公開し、同年7月から発売を開始しました。
「パックマン」が登場する前は「ブロックくずし」(昭和51年)や「スペース・インベイダー」(昭和53年)など単純なゲームが多かったのですが、「パックマン」はアニメーションが強化され名前のついたキャラクターが登場するなど当時としては斬新なゲームでした。それまでのゲームでは左右方向にしか動かなかった操作レバーが4方向に動かせるようになったのも画期的でした。
「パックマン」はプレイヤーが4方向レバーで黄色いパックマンを動かし青い壁で作られた迷路の中にある244個のエサを食べていくゲームです。迷路の中には挙動が異なる「オイカケ アカベイ(赤)」「マチブセ ピンキー(ピンク)」「キマグレ アオスケ(青)」「オトボケ グズタ(オレンジ)」の4匹のモンスターがいます。パックマンがモンスターにつかまるとゲーム終了となります。244個のエサのうちパワーエサが4個あり、パックマンがパワーエサを食べるとモンスターはイジケモンスターとなり撃退することができます。撃退されたモンスターはものと状態に戻り迷路の中心部から復活してきます。
パックマン(Pac-Man)の画面
迷路の左右にはワープトンネルがありモンスターに追いかけられたときにここに逃げ込むことができます。ワープトンネル内ではパックマンの移動の速さは変わりませんがモンスターの移動の速さが遅くなります。1ラウンドに2回フルーツなどのアイテムが登場しそれをパックマンが食べるとボーナス得点を得ることができます。アイテムにはチェリー、ストロベリー、オレンジ、アップル、メロン、ギャラクシアン、 ベル 、鍵が登場します。毎ラウンドではありませんがゲームをクリアすると約15秒のアニメーションが表示され一息つくことができます。
当時、「パックマン」がゲームセンターに登場すると「パックマン」ばかりやっていました。「パックマン」にはゲームを攻略するパターンがあり、パターン通りにパックマンを動かすとゲームをクリアすることができました。このパターンが通用するのは5から6面あたりまでだったように思います。かなり挑戦しましたが256面すべてをクリアしたことは一度もありませんでした。同年の後半になると他にも面白いゲームが登場するようになり「パックマン」だけやっている場合ではなくなったのです。今日は「パックマン」ではなく「クレージー・クライマー」(1980年11月)だなどとゲームセンターで遊んでいました。
ゲームセンターの思い出 お子さまがパックマンに挑戦!
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