カテゴリー「一枚の写真」の45件の記事

2023年5月31日 (水)

枝に魚を打ち付けるカワセミ

 日暮れ時あたりがずいぶん暗くなってきたところに魚を加えたカワセミがやってきました。暗い上にズーム撮影なのでさらに暗くなって画像がよくありませんが何とか撮影することができました。画像を明るくして色の濃淡を調整してあります。

 あまり大きくないカワセミです。生活環境があまり良くないのか痩せているようにも見えました。自分の身体に比べて体長の長い魚を捕まえたようです。

魚を捕まえたカワセミ
魚を捕まえたカワセミ

 自分と同じぐらいの長さの魚です。しっかりとクチバシでくわえていますが魚もあばれるのでかなり持て余しています。

クチバシに加えた魚を持て余すカワセミ
クチバシに加えた魚を持て余すカワセミ

 さてフィニッシュに持っていけるでしょうか。ゆっくりと身体を揺らし始め魚がクチバシから外れないことを確認すると、枝に魚を叩きつけ始めました。魚を弱らせています。身体をねじ曲げてのけぞってジャーマンスープレックスみたい。

魚を枝に叩きつけるカワセミ
魚を枝に叩きつけるカワセミ

 本当に暗かったのでF値もシャッタースピードもぎりぎりで撮影しました。もう少し明るい時間だったらと思いましたが、カワセミさんの食事の時間を撮影させてもらっているで仕方ありません。

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2023年1月23日 (月)

昔のレコード・プレーヤー|昭和の風景

  昭和40年頃の汎用のレコード・プレーヤーです。この頃のレコード・プレーヤーはトランク型あるいはスーツケース型で持ち運ぶことができました。

昔のレコード・プレーヤー(昭和40年頃)
昔のレコード・プレーヤー(昭和40年頃)

 ターン・テーブルの大きさはシングルレコードの大きさです。大きなLPレコードははみ出ますがかけることができます。スピーカーはもちろんステレオであるはずもなくモノラルです。

 レコードを掛けるときには手でアームを慎重にレコード盤の上にのせるのですが、ミスをすると「ギー」と音がして最悪の場合はレコード盤の溝に傷が付いて音飛びが起こるようになってしまいます。

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2023年1月18日 (水)

迷探偵 コーヒー無しクリームコーヒーの謎を探る

 昼休みの昼食が終わると自動販売機コーナーに行く。いつも飲むのはカップコーヒーである。この自動販売機はコーヒー、カフェオレ、緑茶、ポタージュスープその他いろいろな飲み物を作れる賢い装置である。

 自分はいつも豆を挽くコーヒーを飲んでいる。今日も自動販売機に100円を入れコーヒーを買う。豆を挽くので40秒ほど時間がかかる。美味しいコーヒーができあがるまでのいつもの待ち時間。LEDランプが点灯していきやがてコーヒー出来上がりの合図の音が鳴りドアが開く。

 今日選んだのはクリーム入りのコーヒーである。コーヒーを取り出し飲もうと思った瞬間、目を疑い言葉を失った。

 出てきたのはコーヒーが入っていないクリームコーヒー。コーヒー無しクリームコーヒー、またの名はホットミルクである。いやいやクリームのお湯割り、クリーム液だ。いったい何故こんなクリーム液になってしまったのだろう。コーヒー切れだろうか。

コーヒー無しクリームコーヒー
コーヒー無しクリームコーヒー

 同じトラブルが午前中にも起きたという。そして自動販売機の修理をしてもらったとのことだ。午前中のトラブルはお湯が出なくなったそうだ。コーヒーは品切れておらず、どうも配管系の問題のようだ。今回はたまたまコーヒーの抽出液が出なかったのだろうが、午前中のトラブルを考えると何が出てこなくなるかはその場にならないとわからないのかもしれない。

 たいへんな故障である。 この自動販売機の内部構造は相当にややこしい。配管が縦横無尽に走っている。原因を究明するのも難しいかもしれない。賢い自動販売機がおかしくなってしまったのである。配管が詰まったのか、あるいはノズルへの切り替えが出来なくなったのか、そんなところだろう。そこに別の知人が現れた。いきなり自動販売機に100円を入れようとしたので、

「待った~!」

 被害を免れた知人は横にある缶コーヒーの自販機でコーヒーを買って飲んだ。

 自分の失われた100円は返ってくるらしい。

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2023年1月 8日 (日)

パンチキックをキック(昭和48年頃)

 タカラからパンチキックという玩具が発売されていました。商品名の通りパンチをしたりキックをしたりするものですが、底が重くなっているので転んでもすぐに起き上がってきます。パンチキックが静止している1回目の攻撃は簡単ですが、立ち上がってきたパンチキックを攻撃するのはタイミングがなかなか難しく返り討ちにあうこともあります。この写真は5歳ぐらいの男の子がパンチキックにキックしたところを撮影したものです。なかなか良いポーズで蹴りがしっかり入ったようです。

パンチキックをキック
パンチキックをキック

 少し年の離れたお兄ちゃんは布団の上でパンチキックをバックドロップしたり投げ飛ばしたり。

 それがついに家具に当たって・・・

 お母さんにこっぴどく怒られたようです。

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2023年1月 3日 (火)

チョコレートパフェを食べる兄弟|昭和の風景(昭和47年)

 昭和のある日、親に連れられてデパートのレストランでチョコレートパフェを食べる兄弟の写真。喫茶店やレストランのチョコレートパフェは家では食べられない上等のスイーツ。いやいや昭和の時代にスイーツなんて言葉はありませんでした。でも家庭では簡単には食べられないのは今も同じかもしれません。

チョコレートパフェを食べる兄弟(昭和47年)
チョコレートパフェを食べる兄弟(昭和47年)

 めったに食べられない美味しいチョコレートパフェ。背の高い容器に入っているので2人とも立ち上がって上から長いスプーンを使って美味しいクリームをすくおうとしています。よく見ると、この兄弟、おそろいの服を着ていますね。母親のコーディネートでしょうか。

 昭和のある日の子どもたちのひとときをとらえた写真でした。

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昭和の風景

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2022年12月19日 (月)

土管の中で遊ぶ子どもたち|昭和の風景(昭和40年頃)

 昭和40年代頃までの空き地には建設資材が無造作に置かれていました。当時は上水道、下水道、送電などのインフラが十分に行き渡っていませんでした。高度経済成長の中でインフラ整備のための土木工事工事が盛んに進められていました。

 空き地に置かれた建設資材の定番は土管でした。アニメ「ドラえもん」に登場する空き地にも土管が置かれ、そこで子どもたちが遊んでいる様子が描かれています。空き地で遊んでいて雨が降ると土管の中に逃げ込んだものです。

 ある日、空き地に行ってみたら普段より大きな土管が置いてあり子どもたちは大喜び。雨も降っていないのに土管の中へ入り込みます。狭い土管の中に入ると何となく落ち着きます。なんだか秘密基地を手に入れたかのようで満足げな顔をしています。

土管の中の子ども(昭和40年頃) width=
土管の中の子ども(昭和40年頃)

 当時は公園の整備も進んでおらず空き地は住民の広場としての役割も果たしていました。現在は空き地はめっきり少なくなり数少ない空き地には塀や柵などで囲まれていて中に入ることはできません。空き地で遊ぶ子どもたちの姿を見ることははほとんどできなくなりました。子どもが怪我でもしたら空き地に自由に入れるようにしていた土地の管理者側の責任問題になる時代ですから仕方がありません。

【関連記事】土管の中で遊ぶ子どもたち|昭和の風景

カテゴリー「昭和の思い出」

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2022年12月 7日 (水)

迷探偵 3人のヒーローの正体をあばく|昭和の風景(昭和41年3月)

 3人の子どもたちが風呂敷マントに身を包み鉄柱をつかんでぐるぐる回っている。

 当然のことながら何かのテレビのヒーローの影響を受けてやっているのだと思うが、いったい何になったつもりだろうか?

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3人のヒーロー

 マントと言えば「真っ赤なマントをひるがえし~♪」のパーマンである。パーパンの漫画の連載やテレビアニメの放送が始まったのは昭和42年。この写真の撮影日は昭和41年3月13日なのでパーマンはまだ存在していないのである。

 パーマンでなければなんのだろう。

 昭和42年でこのぐらいの年齢の子どもたちにとってマントをつけたヒーローとは誰だろう。

 月光仮面、ナショナルキッド、七色仮面は昭和30年代前半に放送されていたドラマなのでおそらく対象外だろう。

 黄金バットはもっと古いのだが昭和40年代にテレビアニメが放送されている。しかし放送開始は昭和42年4月とあるのでやはり対象外だろう。

 当時、アニメで放送されていたのは手塚治虫先生の「ビックX」。昭和39年から40年にかけて放送されていた。

 海外ヒーローではスーパーマンだが日本でテレビドラマが放送されたのは1956年、アニメ版が日本で放送されたのは昭和50年のようだ。となると対象外。

 バットマンはテレビドラマが昭和41年から42年にかけて放送されている。

 他にもいろいろあるが再放送の可能性もある。

 う~む、これは難題だ。

 いったいこの3人はなにごっこをしているのだろう。

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月光仮面登場の日(1958年2月24日)

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月光仮面|月光|光と色のヒーロー列伝②

七色仮面|虹色|光と色のヒーロー列伝③

ナショナルキッド|光源|光と色のヒーロー列伝④

仮面の忍者 赤影|赤青白黒紅|光と色のヒーロー列伝⑤

愛の戦士 レインボーマン|虹色|光と色のヒーロー列伝⑥

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2022年10月 4日 (火)

迷探偵 バス停のズボンの謎を探る

 いつもバス停に到着したらベンチの上に何かがあることに気がついた。

 見ると無造作に折りたたまれたズボンではないか。

迷探偵 バス停のズボンの謎を探る
迷探偵 バス停のズボンの謎を探る

 いったい何故こんなところにズボンが脱ぎ捨てられているのか。

 明治や大正時代の電車やバスが走り始めた頃なら靴を抜いて乗ってしまった人もいただろう。

 さすがにズボンを脱いでバスに乗るというのはあり得ないだろう。

 このバス停の近くには古着屋さんがある。

 このズボンの持ち主はそこで新しいズボンを買ったのではないか。

 そして試着室で新しいズボンに履き替えた。

 古いズボンを持ち帰ったものの不要となり、ここに置き去りにしたのではないだろうか。

 次の日にはズボンは消えていました。

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2022年7月31日 (日)

気持ち良さそうなカラスの行水

 ここのところ暑くなってきたせいもあってカラスが水浴びしているところをよく見かけるようになりました。

 カラスの水浴びを「カラスの行水」と言いますが、これは入浴する時間が非常に短いことを表す言葉です。もともと「行水」とは仏教用語で神仏に祈ったり神事・仏事を行う際に身を洗い清めたりすることです。そんなこともあって「行水」が短いという意味の「カラスの行水」は簡単に済ましてしまう・お粗末などのような意味もありそうです。

河原に行水にやってきた一羽のカラス。

行水にやってきたカラス
行水にやってきたカラス

水の中に入り翼を動か始めます。バシャ!バシャ!バシャ!

カラスの行水 バシャ!バシャ!
カラスの行水 バシャ!バシャ!

フ~ッ!気持ち良さそう!

行水ですっきりするカラス
行水ですっきりするカラス

 いつもだとこの後すぐ飛び立っていくのですが、このカラスとても暑かったのかこの動作を何度も繰り返していました。

 「カラスの行水」ではなくずいぶん長い間水浴びを繰り返していました。

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2022年5月21日 (土)

迷探偵 怪奇・謎の靴底の秘密を追う

 あの日は仕事を5時に終えてすぐに街に出かけたのです。

 いつものように駅前の地下道を通り抜けて反対側の道に出る。

 そしていつもの交差点。おっ青信号だ。

 間に合うかなと思い小走り。

 しかし点滅が始まり赤信号に。

 渡れるタイミングだったはずなのに何か呼び止められたような感じ。

 横断報道の最前列で信号を待っていたら突然目に飛び込んできたもの。

 よく見ると靴底だ。いったいなぜこんなところに靴底が。

怪奇・謎の靴底「なぜこんなところに靴底が」
怪奇・謎の靴底「なぜこんなところに靴底が」

 周りを見渡すと他の人たちは靴底にまったく気がついていないようだ。

 確かにここにあるよね。靴底が。

 なぜこんなところに靴底があるのだろう。

 それも左足だけ。

 しっかりと横断歩道を向いている。

 交差点の渡る気満々である。

 誰かがここで信号を待っていた。

 青信号になって交差点を渡るときに左足の靴底が外れた。

 気が付かずにそのまま交差点を渡っていった。

 いやいや靴底が外れたら気が付くだろう。

 ここに置き去りにしていくのも考えにくい。

 靴底が外れたのが恥ずかしいから知らぬふりして立ち去ったのか。

 あるいは外れた靴底をわざわざここに置いていったのだろうか。

 でも何のために?

 ちょっとしたいたずらのつもりか。

 謎は深まるばかりだ。

 謎の靴底。

 周りの人は見向きもしない。

 本当にここにあるのか。

 まさかおかしな時空が出現しているわけでもあるまい。

 自分にしか見えないのかもしれない。

 思い切って自分の左足を靴底に乗せてみた。

 「あっ!」

  :

  :

 何も起きなかった。

 すぐに信号が青に変わる。

 交差点を渡り始める。

 後ろを振り向くと大勢の人が信号を渡っている。

 誰も靴底に興味を示さない。

 視界に入っていないようだ。

 謎の靴底。

 どこからやって来てここに置かれたのだろうか。

 誰も知らない、知られちゃいけない。

 謎は深まるばかりである。

 さすがの迷探偵も迷案が浮かばない。

 バス停の靴事件を思い出すのであった。

 

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