カテゴリー「随筆」の13件の記事

2022年6月24日 (金)

迷探偵 不思議な屋根のペンキ塗りを探る

 ある日、隣の工場の屋根でペンキの塗り替えをしていました。2人のペンキ塗りの作業員が屋根に上って、せっせとペンキを塗っていきます。これだけの面積ですからそこそこ時間がかかります。

不思議な屋根のペンキ塗り
不思議な屋根のペンキ塗り

 さて見ていて不思議に思いました。この2人は屋根全体にどうやって最後までペンキを塗るのだろう?

 屋根の右側には途中で中断しています。なぜすべて塗り終えずに放置してあるのだろう?

 屋根の左下側を拡大してみたところ作業員がペンキを塗った部分に立っています。

不思議な屋根のペンキ塗り(拡大)
不思議な屋根のペンキ塗り(拡大)

 どうやら速乾性のペンキなのでしょう。しかし屋根の右側には途中で中断しています。なぜすべて塗り終えないで移動したのでしょうか。そして、塗り立ての屋根をどのように移動したのでしょうか?

 謎は深まるばかりだが、最後まで見ているわけにもいかないのであった。

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2022年6月14日 (火)

夢でパーマンになった話

 子どもの頃から時々見る夢にヒーローになった夢がある。

 その中のひとつがパーマンになった夢である。

 本当はスーパーマンになりたかったのに。

 あるとき手に入れたのはパーマンセットだった。

 まぁスーパーマンもパーマンも空を飛べるし力もあるのだからいいだろう。

 さっそくパーマンセットを装着する。

パーマン参上
パーマン参上

 マスクをかぶった瞬間にみなぎる力。

 これでいいのだ。

 続いて肝心の空飛ぶマントを装着する。

 手をまっすぐに伸ばして大空に向かって飛び立つのだ。

 よし!飛び立つことができたぞ。

 飛ぶってこういうことか。

 初めての空飛ぶ体験である。

 あれっ地面から空中には飛び立つことができたが空高く上昇できない。

 高度1メートルぐらいしか浮いていない。

 スピードも遅い。

 なんだこれ?

 あー!塀にぶつかる!

 と思ったら塀の1メートル手前で塀に沿うように垂直に上昇。

 塀の縁まで上昇して塀の上を飛んでいく。

 堀の縁から1メートルの高さを飛んでいる。

 なんかおかしい。

 セットについてきた取扱説明書を読んでみた。

 「このマントを使うと物体から1メートル離れたところを時速20キロメートルで飛ぶことができる」とある。

 つまりだ。

 このマントでは地面から高度1メートルのところしか飛べないのだ。

 だから山登りであれば山肌を高度1メートルで飛んで頂上までいける。

 ビルなどは壁から1メートル離れたところを上昇して行くことができる。

 だから塀の上に登ることができたんだ。

 しかし、スピードは時速20キロメートル。

 自転車なみである。

 このマントの機能はあまりにもしょぼい。

 このマントでヒーローの仕事をこなすのは大変だぞ。

 人々のピンチにかっこよく空を飛んで駆けつけるなんてできない。

 とりあえずやってみよう。

 おっ東京はビルだらけだから高度は稼げる。

 このあたりじゃスピード出す必要もない。

 時速20キロメートルもまんざらじゃない。

 スピードあげるにはどうしたら良いのか。

 自動車の屋根の上で高度1メートルを維持してみる。

 おー自動車のスピードで進めるのだ。

 飛行機の背中ならもっと速く移動できるはず。

 これならヒーローの仕事もなんとかなりそうだ。

 さっそく事件発生のようだ。ふっ!出動して解決してやろう。

 パーマンセットを装着して空を飛んで現場に向かう。

 川もひとっ飛びだ!

 川に差し掛かったところで速度が落ちて墜落。

 ドボーン!

 あーなんだこれ!

 ここでどこからともなくあの御方の声。

 「そのマントは水には反発力が働かないんだよ」

 取扱説明書にも注意書きがあった。

 なんでだよー。

 「しかたないじゃない。未来のおもちゃなんだから」

 目の前に現れたのはなんとドラえもんだった。

 ここで目が覚めてすべては夢の出来事と悟る。

 夢は何でもありだな。

 現実に戻り朝ご飯を食べて学校に向かう。

 高度も低いし遅いけどあの感覚は忘れられない。

 自分にとってはあれぐらいが安全でちょうど良かったかも。

 誰にも言えないが心の中で叫ぶ。

 僕はね。空を飛んだんだよ。

 またあの夢見られるかな。

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2022年5月21日 (土)

迷探偵 怪奇・謎の靴底の秘密を追う

 あの日は仕事を5時に終えてすぐに街に出かけたのです。

 いつものように駅前の地下道を通り抜けて反対側の道に出る。

 そしていつもの交差点。おっ青信号だ。

 間に合うかなと思い小走り。

 しかし点滅が始まり赤信号に。

 渡れるタイミングだったはずなのに何か呼び止められたような感じ。

 横断報道の最前列で信号を待っていたら突然目に飛び込んできたもの。

 よく見ると靴底だ。いったいなぜこんなところに靴底が。

怪奇・謎の靴底「なぜこんなところに靴底が」
怪奇・謎の靴底「なぜこんなところに靴底が」

 周りを見渡すと他の人たちは靴底にまったく気がついていないようだ。

 確かにここにあるよね。靴底が。

 なぜこんなところに靴底があるのだろう。

 それも左足だけ。

 しっかりと横断歩道を向いている。

 交差点の渡る気満々である。

 誰かがここで信号を待っていた。

 青信号になって交差点を渡るときに左足の靴底が外れた。

 気が付かずにそのまま交差点を渡っていった。

 いやいや靴底が外れたら気が付くだろう。

 ここに置き去りにしていくのも考えにくい。

 靴底が外れたのが恥ずかしいから知らぬふりして立ち去ったのか。

 あるいは外れた靴底をわざわざここに置いていったのだろうか。

 でも何のために?

 ちょっとしたいたずらのつもりか。

 謎は深まるばかりだ。

 謎の靴底。

 周りの人は見向きもしない。

 本当にここにあるのか。

 まさかおかしな時空が出現しているわけでもあるまい。

 自分にしか見えないのかもしれない。

 思い切って自分の左足を靴底に乗せてみた。

 「あっ!」

  :

  :

 何も起きなかった。

 すぐに信号が青に変わる。

 交差点を渡り始める。

 後ろを振り向くと大勢の人が信号を渡っている。

 誰も靴底に興味を示さない。

 視界に入っていないようだ。

 謎の靴底。

 どこからやって来てここに置かれたのだろうか。

 誰も知らない、知られちゃいけない。

 謎は深まるばかりである。

 さすがの迷探偵も迷案が浮かばない。

 バス停の靴事件を思い出すのであった。

 

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2022年5月 5日 (木)

うどん温めますか?

 コンロで温めるタイプの鍋焼きうどんをコンビニで買ったときの話です。あのアルミ鍋に入ったうどんです。最近は冷凍になってしまいましたが以前は季節になるとお弁当と一緒に売っていました。

ルミ鍋の鍋焼きうどん
アルミ鍋の鍋焼きうどん

 レジには新人らしき若いアルバイトのお兄さん。

 お兄さんが手際よくピッピッと商品のバーコードを読んでいく。

 するとお兄さんが「温めますか?」と。

 「温めるのはないはずですよ」と答えると、

 「これっ」と言って鍋焼うどんを指さします。

 「こりゃ電子レンジは無理でしょ」と言ったら、

 「そうなんですか」という返事がきました。

 このお兄さんこのタイプのうどんを自分で作って食べたことないのかな。

 表からは見えないけどツユは袋に入っているし。

 アルミ箔をレンジで加熱すると火花が散ってたいへん危険です。

 アルミに限らず金属は自由電子がたくさん存在しており、その自由電子が電磁波の影響を受けるのです。

 難しい話は抜きにして「金属はレンジに入れてはいけないんだよ」と教えてあげました。

 「そうなんですか!」とお兄さん。

 頑張れお兄さん!

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2021年9月29日 (水)

招かれざるスリッパ

 とある温泉SPA。ある日ロッカールームに謎の物体をふたつ発見して思わず後退り。

 なんだー?と近づいて見たら、ここにあるはずのないスリッパ。

ロッカールームに謎の物体がふたつ
ロッカールームに謎の物体がふたつ

 次の写真と同じ類のスリッパです。

トイレのスリッパ
トイレのスリッパ

 うろたえるではない。たまに見る光景だし、自分もやってしまいそうになったことはあっただろう。もちろん、すぐ気がついて元に戻しましたが(^^

 しかし、この現場のロッカールームはトイレから50メートル以上の距離がありますし、そもそも館内は基本的には裸足です。

 どうして気がつかなかったのか謎です。

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2021年4月 8日 (木)

続・あの人と焼き肉を食べるときの注意事項

 先日「あの人と焼肉を食べるときの注意事項」の記事を投稿したが、あの話には続編があったのである。

焼肉の兵法
焼肉の兵法

 前回の記事は他人が大事に育てた肉をあっという間にかっさらっていく人との攻防を綴ったものですが、もう1人すごい人がいるので紹介しましょう。

 彼は最初は普通に焼き肉を食べているのだが、ある時点から「さーてっと」とか言いながら食べ方を変えてくる。

 すると焼き加減は肉で網をなぜる程度に留めて、そのままタレをつけてご飯の上におきガブガブっと食べる。

 ステーキで言えば超レアである。もう少し焼こうよという話は通じない。

 こういう食べ方だから、彼は箸でいったんつかんだ肉を口に入れるまで放すことはないのだ。

 そういう意味では、彼は、領空侵犯はしないし、他人が育てた肉もかっさらうことはない。

 だから、彼には鶏肉デゴイはいらない。

 前回紹介した他人の肉をかっさらっていくあの人に比べれば極めて紳士的といえよう。

 しかし、彼と焼き肉を食べる場合の大きな問題は1枚の肉を焼いて食べるまでの時間だ。

 大きな問題はこのプロセスが超高速で繰り返されることなのである。

 これはある意味で自分との戦いである。

 負けるな俺!

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2021年4月 1日 (木)

古代遺跡からロックバンド壁画発見

 アメリカのニューヨークの古代都市遺跡から、11000年前に活躍していたと思われる音楽バンドの壁画と彼らが音楽を奏でるのに使っていたと思われる楽器という道具が見つかった。

古代遺跡ロックバンド壁画
古代遺跡ロックバンド壁画

 専門家によると、このバンドは20世紀後半から21世紀にかけて活躍していたKISSという名前のバンドらしい。彼らは覆面バンドとして有名だったようで、壁画の顔からも顔に仮面をつけていたことがうかがえる。

 当時、ニューヨークで流行していた音楽はロックンロールというジャンルで、現代の音楽とはまったく違っていたという。彼らが使っていた楽器は、エレキギターといって、金属で作った弦を木製のボディに取り付け、この弦をつま弾くことによって出る音を電気回路で増幅していたという。また、円筒の両側に動物の皮などを張り付けて、それを叩くことによって音を出したドラムという楽器や、円盤状の金属を叩いて音を出すシンバルという楽器も使っていたという。こうした楽器は多くの遺跡からも出てくるが、このように古いタイプのものが発掘される例はめずらしいという。

 現代における音楽は、私たちが考えたり、想像したことを、脳から電気信号として取り出し、コンピュータを使って音として再現したものである。当時はそのような技術がなかったため、楽器という道具を使って音を鳴らすことにより、人間の考えや感情を音楽として表現していたという。この楽器を使った音楽の作成は人類が古くから音楽を作る方法として開発してきたもので、楽器もいろいろな種類があったという。遺跡からは、また違うタイプの楽器が新たに見つかることも期待されており、多くの専門家が注目しているという。

(西暦13021年4月1日 A.P.ルフール記者)

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2021年3月31日 (水)

あの人と焼肉を食べるときの注意事項

 焼肉が時として戦になることがあることはご存知か。

焼肉の兵法
焼肉の兵法

 自分はあの人と焼肉を食べるときに戦となる。

 戦を仕掛けるのは自分ではなくあの人である。

 この文章は焼肉の戦を兵法を記したものである。

 戦闘の場となる網は狭いが、その狭い戦闘領域に自分の領土を仮想的に作ろう。

 その領土に入ってくるあの人の箸は領空侵犯をしているという認識をもとう。

 箸には箸をもって迎撃せよ。普通の敵はそれで退散するが、あの人は迎撃には屈しないのである。

 そして、極めて重要なことは、あの人の領空侵犯はその辺に転がっている肉をもっていくだけではないのだ。

 こちらが時間をかけて育てた肉をかっさらっていくのである。

 自分の箸を自分の肉から外したら最後だ。

 横からびゅーんとあの人の箸が出てくるのだ。

 そして、悲しいかな、自分が育てた肉は宙を舞いながら、あの人の口へと入っていくのだ。

 あの人の箸はたいていの場合は迎撃がきかない。

 何の遠慮もなく、何の恥じらいもなく、人が焼いて育てた肉をかっさらっていくのだ。

 しかし、そんなあの人にも弱点があったのだ。

 行動をよく観察すると、種類に関係なく焼けた肉を食べてくという習性があることに気がついたのだ。

 そのようなあの人に有効なのが囮兵器の鶏肉デゴイである。

 自分が育てている牛肉のまわりに鶏肉デゴイをばらまくのだ。

 どうやら肉ならなんでも良いらしい。食べる、食べる、鶏肉デゴイを。

 その間にロース、カルビ、ハラミを食べまくろう。

 がんばれ俺!

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2021年3月29日 (月)

迷探偵 バス停の靴の謎を解く

 いつもバス停でバスを待っていたらベンチの下に何かがあることに気がついた。

バス停に靴
バス停に靴

 見ると靴が綺麗に揃えて置いてあるではないか。

 いったいどのような経緯でこんなところに靴があるのだろう。

 明治時代に初めて鉄道が開通した頃、一番の忘れ物は靴だったらしい。

 乗り方の作法を勘違いして靴を脱いで列車に乗る人がたくさんいたのだ。

 靴はホームに取り残されることになるから、降りる駅で靴がない状況に陥る。

 令和のこの時代にバスに靴を脱いで乗る人がいるはずがない。

 それではなぜここに靴が置いてあるのか。

 あらゆる状況を想像しても合理的な理由が見つからない。

 翌日になると靴がベンチの上に置いてあった。

 誰かが忘れ物を見やすい位置に置いたのだろう。

 いやどうやらそうではないようだ。

 靴を見て一つの仮説が浮かんだ。

続・バス停に靴
続・バス停に靴

 これが謎の靴の拡大写真である。

 良く見ると靴底がボロボロになっている。

バス停の靴の正体
バス停の靴の正体

 実はこのバス停の近くには靴を販売している古着屋がある。

 この靴の持ち主はそこで靴を買ったのではないか。

 そしてバス停で靴を履き替えて、古い靴をここに置き去りにしたのではないだろうか。

 我ながら名推理かも。

 名探偵だ

 いや迷探偵か

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2021年3月28日 (日)

はじめてのスーパーシート

 自分が初めてスーパーシートに乗ったのは1990年代後半に福岡に出張したとき。福岡空港から羽田空港へ戻る日本航空の便でした。普通席の予約をとっていたのですが、同行した先輩がスーパーシートのサービスは天下一品だから座席が空いていたらチケットを変更しようと言うのです。カウンターで聞いたところ空席があるということで追加料金を払ってスーパーシートに切り替えました。当時の価格は6000円ぐらいだったと記憶しています。そこから先輩のご自慢の解説が始まったのです。

Photo_20210323182501

先輩「あのねのねぇスーパーシートはねぇ。自分は何回も乗ったので慣れているけど」

自分「はじめてです!」

先輩「乗ったことないからわからないと思うけど待合室が特別室だし最高のサービスなんだよ」

自分「サクララウンジというらしいですね」

先輩「そうそう。自分は何度も利用したけど。ラウンジは初めてなんだよね。ビールなど飲み放題、サンドイッチなど軽食も出てくるだよ」

ラウンジに入る二人

先輩「ここに座ろう。待っていれば注文を聞きにくるから」

しばし経過

自分「誰もこないよ」

先輩「いいから、待っていればいいの」

自分「ちょっと他のお客さんセルフでビール取ってきているよ。軽食なんてないよ。あられのようなお菓子しかない」

先輩「あれシステムが変わったのかな」

しばし経過

自分「そろそろ搭乗時間だよ。優先搭乗だからゲートまで行っておいた方が良いのでは?」

先輩「係員がそろそろ時間ですと言いに来るから待ってれば良い。あわてる必要はない」

しばし経過

放送「○○便にご搭乗のお客様は搭乗時間が近づいていますのでゲートにお越しください」

自分「おいおい」

先輩「あれ?」

ゲートに移動

自分「もう優先搭乗は終わってるじゃん」

長い列の最後尾に並ぶ

先輩「おかしいな。でも機内サービスは最高だから」

飛行機に搭乗

機内サービスは確かに満足

羽田に到着し、荷物荷物受け取りレーンに移動。

先輩「スーパーシートはねぇ。荷物が一番先に出てきて係員が取っくれるら、このあたりにいれば良いんだよ」

しばし経過

自分「あれ?あの荷物、自分らのじゃない?」

ベルトコンベアの上をさっそうと進んでいく荷物たち

あわてて荷物を回収に行く

自分「誰も荷物なんて回収してくれなかったじゃない」

先輩「変だな。俺が前回スーパーシートに乗った時は至れり尽くせりだったんだよ」

自分「それって何年前の話なの」

先輩「忘れた」

自分「ずいぶん前の話だよね」

先輩「そうかも」

自分「・・・」

先輩「わるい、昔とサービス変わってた」

自分「いつの話だよ」

先輩「よしっ!わかった!飲みに行こう!」

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