iOSでAssistiveTouchボタンをホームボタンの機能と同等にする方法|ホームボタンの効きが悪くなった場合の対処
2017年8月に購入したiPad Pro 9.7ですが、バッテリーが1時間程度しかもたなくなってしまいました。Appleでのバッテリー交換も考えましたが、街の修理屋さんにお願いすることにしました。バッテリーは無事に新品となり、快適になりました。心配していたApple Pencilも問題なく使えます。
しかしながら、どうもホームボタンが経年劣化していたようでバッテリーの交換がきっかけとなって、ボタンの効きが悪くなるのと同時にTouch IDが動かなくなってしまいました。再び修理屋さんで修理してもらうことも可能と思いますが、AssistiveTouchボタンを利用すると画面にホームボタンと同じ機能の仮想ボタンを作ることができるので、とりあえずこれで使うことにしました。
AssistiveTouchボタンを有効にする方法は以下の通りです。
- [設定]をタップして開く
- [アクセシビリティ]をタップして開く
- [タッチ]をタップして開く
- [AssistiveTouch]をタップして開く
- [AssistiveTouch]をタップしてオンにする
この操作でAssistiveTouchを有効にすると画面にボタンが出てきます。このボタンをタップするとSiriを呼び出したり、コントロールセンターを呼び出したりするボタンがいくつか出てきます。その中に「ホーム」というボタンがあって、これがホームボタンと同じ働きをします。つまり、ホーム画面を呼び出すのに2回タップしなければなりません。
AssistiveTouchボタンをホームボタンと同等にすることができれば1回のタップでホーム画面を呼び出すことができます。これはAssiveTouchの[最上位メニューをカスタマイズ]で実現することができます。最初から手順を示します。
- [設定]をタップして開く
- [アクセシビリティ]をタップして開く
- [タッチ]をタップして開く
- [AssistiveTouch]をタップして開く
- [AssistiveTouch]をタップしてオンにする
- カスタムオプションで[シングルタップ][ダブルタップ]を「なし」に設定する
- カスタムオプションで[長押し]を「Siri」にする
- [最上位メニューをカスタマイズ]をタップして開く
- 右下の[-]をタップして、ボタンが1個になるまで削除する
- 残ったボタンをタップして、ポップアップメニューを開く
- メニューの中から[ホーム]をタップする
この操作でAssistiveTouchボタンがホームボタンと同等になります。シングルタップ、ダブルタップの機能を呼び出すことができます。
AssistiveTouchボタンをホームボタンの直上に配置すると違和感なく使えます。
この仮想ボタンは画面が表示されていない状態では機能しないので、スリープの状態から復帰するには本物のホームボタンを使うか、電源ボタンを押すしかありません。本物のホームボタンが完全に壊れている場合は電源ボタンのみでしか復帰できなくなります。
実は真っ暗になっている画面をタップすると復帰できるようにする機能もあるのですが、Face IDが動く端末でしか対応できないようで、iPad Pro 9.7では実現できないようです。
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