ヒガシニホントカゲかな|ニホントカゲの仲間
道を歩いていたら太陽光を反射して銀色や虹色に光りながら動く生き物がいました。良く見るとトカゲでした。最初はカナヘビかなと思っていたのですが写真をよく見るとどうやらニホントカゲのようです。近寄ると逃げてしまうので離れたところからスマホで撮影したので解像度はよくありませんが、身体の模様や尾の長さなどの特徴からニホントカゲと思います。
ニホントカゲ(日本蜥蜴)は爬虫綱有鱗目トカゲ科トカゲ属のトカゲです。ニホントカゲはかつては1種類のみと考えられていましたが、現在では東日本に生息するヒガシニホントカゲ、伊豆半島に生息するカダトカゲ、西日本に生息するニホントカゲの3種がいます。これら3種類のトカゲは外見を見分けるのが難しいのですが、このトカゲは撮影場所から考えるとヒガシニホントカゲでしょう。
ニホントカゲの体表面の鱗には金属光沢があります。カナヘビには光沢がありません。カナヘビが尾が胴体の2/3ほどあり細長い身体つきをしていますが、ニホントカゲの尾の長さは胴体に半分ぐらいです。ニホントカゲの幼体は頭部から尾部にかけて5本の縦帯があります。尾が鮮やかな青色をしていますが成長とともに薄れます。
もう少し解像度の良い写真をと思ってそっと近づいたのですが、こちらに気が付いたようで向きを変えて逃げていきました。
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