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2026年6月

2026年6月30日 (火)

生きた化石「カブトガニ」

 カブトガニ(兜蟹、甲蟹、鱟、鱟魚)はカブトガニ科カブトガニ属の節足動物です。名前にカニとついていますが、分類としてはカニよりもクモに近い動物です。ドーム型の身体に剣のような尾を持ち、古代の動物のようです。

カブトガニ
カブトガニ

 実際にカブトガニは「生きた化石」と呼ばれ、約5億年前の地層から発見されています。5億年前というとオウムガイや三葉虫が生きていた時代です。硬い甲羅のような皮膚をもつ魚も生息していました。かつては瀬戸内海と九州北部の沿岸部に広く生息していましたが、現在は生息数・生息地域ともに激減し絶滅危惧種に指定されています。

水槽中のカブトガニ
水槽中のカブトガニ

 奥にいるカブトガニはひっくり返っていましたが、ちゃんと動いていました。でも、姿勢を元に戻そうという行動は見られませんでした。あまり関係ないのかな。何気なく見ているこの水槽、よく見てみると光が屈折していることがわかりますね。ちょっとズームで撮影してみました。

光の屈折で2匹に見えているカブトガニ
光の屈折で2匹に見えているカブトガニ

 水面から見えるカブトガニと、水槽の側面から見えるカブトガニはもちろん同じ個体です。どうして、このように同じカブトガニが2つ見えるのかというと、おおざっぱに描くとこんな感じに光が進んでくるからです(屈折角などはいいかげんです)。

カブトガニが2匹に見える理由(光の屈折)
カブトガニが2匹に見える理由(光の屈折)

 

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2026年6月26日 (金)

ハルシャギク(ジャノメソウ)の名前の由来

 道端で見つけたキク科ハルシャギク属のハルシャギク(波斯菊、春車菊)の花です。ハルシャギクの原産地は北アメリカ中部から東海岸にかけての地域です。日本では明治初期に観賞用の園芸植物として導入されたものが流出し帰化植物となりました

別名はジャノメソウ(蛇目草)、クジャクソウ(孔雀草)[2]。花の様子から、ジャノメソウ(蛇目草)という別名でも広く知られている[5]。

ハルシャギク
ハルシャギク

 ハルシャギクの学名は Coreopsis tinctoria ですが、これはギリシャ語の「南京虫に似た」という言葉に由来します。花を見ても南京虫を連想できませんが、種(果実)の形が南京虫に似ています。

 和名のハルシャ(波斯)はペルシャの訛です。北アメリカ原産なのにペルシャが名前の由来となっいるのは、明治時代にペルシャが異国情緒の象徴だったからです。コスモスもオオハルシャギク(大波斯菊)という別名があります。

 ハルシャギクは初夏の6~8月が開花時期です。頭花の直径は約3~4cmです。中心の中心部の管状花および舌状花の基部は濃い紫褐色(黒褐色)で周辺の舌状花は鮮やかな黄色です。この様子からジャノメソウ(蛇目草)とも呼ばれます。

ハルシャギクの花
ハルシャギクの花

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2026年6月16日 (火)

【#おもしろ映像】歴代 Windowsの起動音それぞれ

 Windowsが起動するときに流れる音楽を集めたビデオです。Windows 3.1からWindows 11まで登場します。

【#おもしろ映像】Windowsの起動音それぞれ
【#おもしろ映像】Windowsの起動音それぞれ

 Windowsを初期のバージョンから使っていた人には、聞き覚えのある懐かしい音が聞こえてくると思います。

 自分はWindows 95 や Windows XP の音をよく覚えています。

 いろいろなサウンドを鳴らして遊んでいたのは Windows 3.1の頃だったように思います。

歴代Windowsの起動音(Windows 3.1からWindows 11まで。)

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2026年6月13日 (土)

シロタエギク( ダスティーミラー)

 近所の小学校の入り口の前に花壇があるのですが、いろいろな植物が植えられています。今回見かけたのはキク科キオン属の多年草のシロタエギク(白妙菊)です。別名でダスティーミラー(Dusty miller)とも呼ばれます。

 シロタエギクの茎や葉は白銀色に見えますが、茎や葉そのもののは緑色をしています。白銀色に見えるのは表面に生えている繊毛によるものです。名前はこの白銀色に由来します。シロタエギクのシロタエは和歌などで白い布を表す白妙(しろたえ)を意味します。別名のダスティーミラーのダスティー(dusty)は「埃をかぶった」、ミラー(miller)は「製粉業者」を意味します。

シロタエギク( ダスティーミラー)
シロタエギク( ダスティーミラー)

 シロタエギクの原産地は地中海の海岸地帯ですが、現在ではヨーロッパの広い範囲、北米・オセアニアなどに分布しています。日本では観賞用として栽培されます。日本では6月から7月にかけて黄色い花を咲かせます。この写真のシロタエギクもまもなく花を咲かせるでしょう。

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2026年6月 7日 (日)

【復活】Googleマップのタイムラインの自動記録・手動記録ができない問題を解決

 Android端末A(Ver10)で稼働しているGoogle Mapに、別のAndroid端末B(Ver11)のGooge Mapのタイムラインデータをインポートしたところ、インポートすることができませんでした。インポートそのものはエラーも発生せず終了しています。

インポートの手順
  1. 端末Bの設定⚙をタップし「アプリと通知」を開く
  2. Google Mapのストレージを削除する
  3. Google Mapを起動する
  4. 右上のアカウントのアイコンをタップする
  5. タイムラインをタップする
  6. 右上のクラウド(雲)のアイコンをタップする
  7. 表示されたバックアップ一覧から目的のタイムラインが保存されている端末を選び右側の三点メニューを開いてインポートをタップする

 そこで端末Bのタイムラインをすべて削除してみました。タイムラインを確認すると「この日の訪問データはありません」となり、データが削除されていることがわかります。

タイムラインデータの削除
  1. 端末Bの設定⚙をタップし「位置情報」を開く
  2. 「詳細設定」をタップする
  3. 「タイムライン」をタップする
  4. アカウントを選ぶ
  5. 「タイムラインデータを削除」をタップする
  6. 右上のクラウド(雲)のアイコンをタップする
  7. 表示されたバックアップ一覧から目的のタイムラインが保存されている端末を選び右側の三点メニューを開いてインポートをタップする

 改めて端末Bに端末Aのタイムラインデータをインポートしてみると、エラーは発生せず終了したものの、データはインポートされませんでした。加えて端末Bのタイムラインの自動記録も手動記録もできなくなってしまいました。つまり、端末Bが位置情報データの書き込みを拒否している状態となってしまったのです。

 いろいろと試してみましたが解決の目処は立ちませんでしたが、あることに気がつきました。端末Bでタイムラインのデータを削除をしても実際にはデータは削除されていなかったのです。これは次の手順で表示される「タイムラインデータの表示」で気がつきました。

タイムラインデータの表示を確認
  1. 端末Bの設定⚙をタップし「位置情報」を開く
  2. 「詳細設定」をタップする
  3. 「タイムライン」をタップする
  4. アカウントを選ぶ
  5. 「タイムラインデータを表示」の下の情報を確認
「○年○月○日以降、このデバイスには訪れた場所とルーロが○件保存されています」と表示されていたらデータは削除されていない。

 端末Bにデータがインポートできず、自動記録も手動記録もでいない状態になっているのは、端末Bに端末Aからインポートしたタイムラインデータが残り続けていたからです。その暗号化情報や所有権情報などが端末Bのシステムと噛み合わず、端末Bのデータベースがロックされてしまい書き込みエラーを起こしていると考えられます。

 実はGoogle MapのデータはGoogleマップアプリのストレージの消去では全て削除することはできません。スマホの位置情報システム(データベース)のデータを消去する必要があります。そこで、Androidの位置情報とアカウント同期の全権を握る「Google Play開発者サービス」のデータを完全にリセットしてみました。

【重要】「Google Play開発者サービス」のデータをすべて消去すると、端末が壊れることはありませんが下記のような副作用が生じ、パスワードの入力やアプリの再設定などが必要になる場合があります。作業は自己責任でお願いします。

  • Google アカウントの再同期による通信量とバッテリーの消費
  • スマートウォッチやスマート家電との連携の一時的な解除
  • 各種アプリの「プッシュ通知」が一時的に遅れる・届かなくなる
  • Google Pay(おサイフケータイ)のカードの再認証
  • 位置情報の履歴が一時的に「不安定」になる
Google Play開発者サービスのデータの削除
  1. 端末Bの設定⚙をタップし「アプリと通知」を開く
  2. アプリをすべて表示し「Google Play開発者サービス」をタップする
  3. 「ストレージとキャッシュ」をタップする
  4. 「容量の管理」をタップする
  5. 右下の「データをすべて消去」をタップする

 この操作によって「Google Play開発者サービス」のデータが消去され、タイムラインを保存しているデータベースがリセットされます。

 この後、端末Bを再起動してから端末Aのタイムラインデータを端末Bにインポートしてみました。

 すると、なんということでしょう! インポートがうまくいきました。そして、タイムラインの手動記録もできるようになりました。1日後には自動記録も始まりました。

 以上の手順でGoogle Mapのタイムラインが完全に復帰しました。

 

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2026年6月 4日 (木)

松前藩がゴローニンを捕縛|ゴローニン事件(1811年6月4日)

ココログ「夜明け前」公式サイト

 1807年7月、北太平洋地域の調査の命令を受けたロシア軍艦スループ船ディアナ号の艦長ヴァシリー・ミハイロヴィチ・ゴローニン海軍大尉はサンクトペテルブルク沖合フィンランド湾に浮かぶコトリン島クロンシュタットからカムチャッカまでの世界一周航海に出ました。ディアナ号は赤道を越えてブラジルに向かいました。1808年4月、アフリカ大陸の喜望峰からアジアに向かおうとしたところで英露戦争の影響によりイギリス軍に拿捕されました。ディアナ号はここで1年以上も拘留されましたが1809年5月に視界不良と順風が重なった日に逃亡しました。ダイアナ号は1810年にカムチャッカに到着しました。

ヴァシリー・ミハイロヴィチ・ゴローニン
ヴァシリー・ミハイロヴィチ・ゴローニン

 文化8年(1811年)、ディアナ号はカムチャッカのペトロパブロフスクから千島列島南部の測量に向かいました。同年5月に択捉島の北側から上陸したところ千島アイヌ漂流民の護送をしていた松前奉行所調役下役の石坂武兵衛と出会いました。ゴローニンが薪水の補給を要請すると武兵衛は振別会所に赴くよう指示しました。ところが天候が悪く逆風であったことや当時未開地であった根室海峡にも関心があったためゴローニンは振別には向かわず国後島の南部に向かいました。

 5月27日、ディアナ号が泊湾に入港したところ国後陣屋の松前奉行支配調役の奈佐瀬左衛門が砲撃で警告すると、ゴローニンは補給を要請しました。6月3日に武装した日本の役人に陣屋に赴くよう指示され、6月4日、ゴローニン、フョードル・ムール少尉、アンドレ・フレブニコフ航海士をはじめとする水夫らが陣屋を訪問しました。国後陣屋はゴローニンらを接待し松前奉行に補給の許可を得るまで人質を預けるよう要求しましたが、ゴローニンがこれを無視してディアナ号に引き上げようとしたためゴローニンらを捕縛しました。

 これを受けてディアナ号副艦長ピョートル・リコルドはゴローニンらを救出するため国後陣屋を砲撃しましたが逆に彼らの身が危うくなる可能性があることから救出を断念しオホーツクへ戻りました。

 その後、ゴローニンらは陸路で箱館に連行されました。7月2日に箱館に到着し箱館詰吟味役の大島栄次郎の予備尋問を受け、8月25日に松前で監禁されました。松前奉行の荒尾成章の取り調べの結果、ゴローニンは文化3年(1806年)と文化4年(1807年)の文化露寇の事件(フヴォストフ事件)とは無関係であることが判明し幕府に対してゴローニンらの釈放を上申しましたが却下されたのです。

 この続きはまた別の機会に。

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