Google検索で「AI Overviews(AIによる概要)」を表示させない方法
最近のGoogle検索で次のような違和感を覚えたことはありませんか?
- 検索結果のトップがAIによる「もっともらしいが薄い要約」で占領されている。
- 専門的な問いに対して、中身のない企業サイトや広告ばかりが上位に表示される。
- 個人が運用するサイトの秀逸な記事に辿り着けなくなった。
最近のGoogle検索はユーザーへの利便性を理由に直ちに回答にたどり着ける簡潔な解説をしているサイトを優先して表示します。加えて企業・大学・官公庁など権威のあるドメインのページを信頼のある解説ページとして優先しています。これはアクセスビリティを高めユーザーに親切な対応をしているように聞こえるかもしれませんが、現在のGoogle検索は優先して表示するページの内容を十分に評価しておらず、内容の薄いページを強調スニペットに表示したり、検索順位の上位に表示しています。つまり現在のGoogle検索は結果としてユーザーが詳しい解説をしたページにアクセスする機会を奪っているのです。
これを完全に排除する方法はありませんが、AI Overviews(AIによる概要)や強調スニペットを表示させず、ウェブ検索結果を表示させるコマンドが存在します。それがURLパラメータの「&udm=14」 です。Gooleで検索キーワードを行う際に末尾にこのパラメータをつけて検索すると下記の要素が排除され「ウェブ」タブの検索結果が表示されます。
- AI Overviews(AIによる回答): AIがネット上の情報を繋ぎ合わせた要約を表示する機能。
- 強調スニペット: 最適と判断したページを検索結果の最上部(通称0位)にハイライト表示する機能
- 過剰なウィジェット: ニュースや地図、関連する質問などを表示する機能
実際にこのコマンドを使うには下記のように入力します。
毎回URLを入力するのは面倒ですが、このURLはGoogleの検索ページで「ウェブ」タブを開いて検索するのと同等です。 Google検索ページの上部に表示される「AI モード」「すべて」「画像」「動画」「ショッピング」「ニュース」「ショート動画」「もっと見る」「ツール」から、「もっと見る」を開いて「ウェブ」を選びます。
ただし、この「ウェブ」検索でも前述の「権威のあるドメインのページを優先して検索結果の上位に表示する」を排除できません。また、最近の傾向として、入力されたキーワードに対して流行しているものを検索結果の上位に表示するため、かつてのGoogleが全世界から秀逸な内容のサイトを分け隔てなく表示していたときのような情報検索ができなくなっています。
最近で自分が驚いたのはブルース・リーの「死亡遊戯」を調べようと検索したところ、検索結果の上位は鵜飼有志先生原作の「死亡遊戯で飯を食う。」で占められてしまったことです。また幕末の「江戸開城」を調べようと検索したところ、日本酒の「江戸開城」のページばかりが表示されます。最近のGoogle検索がかつてに比べて偏重した結果を表示するようになったの背景にはGoogleがユーザーの利便性よりも自社の収益重視を追求する姿勢が強くなっているという指摘もあります。
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