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2026年1月 1日 (木)

時代劇「木枯らし紋次郎」が放送開始(1972年1月1日)

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 昭和47年(1972年)1月1日(土)22時30分、笹沢左保原作の股旅物時代小説シリーズをテレビドラマ化した市川崑監督、中村敦夫主演の時代劇「木枯し紋次郎」の放送がフジテレビ系列で始まりました。

 当時の時代劇といえば正義の味方の主人公が悪を懲らしめる勧善懲悪の物語が主流でした。そのような中で木枯らし紋次郎は決して正義の味方とは思えないような風貌の渡世人の主人公の生き方を描いた時代劇でした。

 木枯らし紋次郎は上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれ、生後間引きされそうになるところを姉に救われました。十歳になると家を出て渡世人となり、ぼろぼろ三度笠(妻折笠)を被り、薄汚れた合羽を羽織り、長い楊枝を咥えた姿で旅がらすとなります。

木枯らし紋次郎
木枯らし紋次郎

 紋次郎は義理や人情に縛られることなく、他人の騒動には首を突っ込むことをしない徹底したニヒリズム(虚無主義)でアウトローの人物です。旅先で事件に巻き込まれて助太刀を頼まれても「あっしには関わりのねぇことでござんす」と断ります。しかしながら、まったく義理や人情がないわけでもなく、その時々の経緯によっては助太刀を行ったり、悪を懲らしめたりします。日本のニヒリスティックなアウトローとしてのダークヒーローの元祖と言って良いかもしれません。

紋次郎喰い

 

 木枯らし紋次郎の時代劇は手持ちカメラを多用して撮影されています。ドキュメンタリー風の映像や、必死では泥臭い殺陣など、リアリズムを追求した作りとなりました。上條恒彦が歌う哀愁が漂う主題歌「だれかが風の中で」も大人気となりました。木枯らし紋次郎は一躍、時代の寵児となったのです。

だれかが風の中で 木枯し紋次郎

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