黒潮の大蛇行の終息でサンマ(秋刀魚)が豊漁|サンマの塩焼きと刺身(2025年9月)
何年も不漁だったサンマ(秋刀魚)が今年は大漁となっています。本格的な脂ののりこれからだと思いますが身も内臓もしっかりと詰まって食べ甲斐があります。先日(2025年9月19日)に食べた秋刀魚(サンマ)はまさに名前の通り刀のような形をしていていました。しっかりとした背中の身、柔らかくて苦みのある内臓にシークヮーサーをかけてつゆだくの大根おろしで頂きました。
次の日(2025年9月20日)もサンマを食べたのですが刺身にしてもらいました。未だ脂ののりは十分ではありませんがそのぶん身がしっかりしていえ歯ごたえがあります。生薑醤油で美味しくいただきました。
これから先は脂がり身が白身を帯びてさらに美味しくなっていきますが、専門家によると大ぶりのサンマが食べられるのは9月までで冬にかけて小ぶりになっていくようです。
サンマが豊漁となったのは2017年から7年9カ月にわたって続いていた黒潮の大蛇行が終息したからです。黒潮が蛇行すると沿岸の水温が場所によってずいぶん変わります。プランクトンや藻類の成長にも影響するので魚が食べるエサも不足します。さらに暖かい海好きな魚と冷たい海が好きな魚がいるので漁場も影響を受けます。こうした状態が収まったためサンマが大漁となったのです。全国さんま棒受網漁業協同組合の集計では2025年8月の水揚げ量は約5000トンで昨年8月の約2倍となっています。黒潮の蛇行の終息によりサンマに限らずシラスやイカなどをはじめとする近年不漁となっていた魚介類の水揚げ量も回復傾向にあります。不漁だったイカも食べられるようになってきました。
問題は黒潮の蛇行がこのまま収まるかどうかでしょう。黒潮大蛇行が発生する原因は偏西風と海底の複雑な地形が関係しています。偏西風が北上したことにより黒潮の上流で渦が生じ、海底の複雑な形状も相まって黒潮の流れが弱まると蛇行が始まります。偏西風の北上にはいろいろな原因がありますが地球温暖化もそのひとつと言われています。地球温暖化が原因であればこれからも黒潮の蛇行が発生する可能性は十分にありますが、温地球暖化が進んでいると言われている中で黒潮の蛇行が終息したのですから他の要因も考慮する必要があるでしょう。大きな火山爆発もありました。とりわけ高緯度での火山噴火は寒冷化につながることがわかっています。
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