アザミの名前の由来
アザミはキク科アザミ属とその近縁の植物の総称です。非常に多くの種類が存在し温帯から亜寒帯にかけて世界中に広く分布しています。鋭いトゲと筒状花(筒状の小花の集合体)で構成される頭状花が特徴的です。
アザミは赤紫、紫、ピンク、白などの花を咲かせます。多数の筒状花が集まり球状または円筒状の頭花となり、開花すると先端はブラシのようになります。種により異なりますが春から秋にかけてが花期となります。葉や茎や頭花の基部を包む総苞(そうほう)と呼ばれる部分に鋭いトゲ(棘)があります。トゲは草食動物から身を守る役割を果たしています。アザミの名前は花を取ろうとするとトゲに刺されて驚くことから「あざむ(傷つける、驚きあきれる)」に由来するという説があります。アザミの根は、山牛蒡(やまごぼう)として食用に利用されています。
アザミはスコットランドの国花としても知られ勇気や独立の象徴とされています。夜の闇にまぎれてスコットランドを攻撃しようとしたバイキングたちがアザミのトゲを踏みその悲鳴によってスコットランド軍が侵入に気づいたと言い伝えられています。スコットランドの非公式な国歌として歌われる「スコットランドの花」に出てくる花です。
【関連記事】植物の豆知識
・グランドモナーク(フサザキスイセン)
・サザンカ(山茶花)の散り方|ツバキ(椿)との見分け方
・ホンアジサイの原種はガクアジサイ(額紫陽花)
・白いアジサイ「アナベル」はなぜ白いのか?
Amazonアソシエイトとしてブログ「夜明け前」は適格販売により収入を得ています。
| 固定リンク | 0
「植物の豆知識」カテゴリの記事
- 杉玉とは?|酒蔵の軒先に吊るされた球体(2025.10.17)
- 弾丸パンチを放つ甲殻類シャコ(蝦蛄)(2025.08.12)
- セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)(2025.07.11)
- アザミの名前の由来(2025.07.06)
- 葉が白く変化するハンゲショウ(半夏生、半化粧)(2025.06.08)

コメント