ナヌカザメと人魚の財布
ナヌカザメ(七日鮫)はメジロザメ目トラザメ科ナヌカザメ属のサメです。日本の北海道や黄海から台湾の南部にかけて分布し、水深90~200メートルの大陸棚の岩礁に生息しています。体は太く大きな口を持ち大きな個体は約1.4メートルまで成長します。夜行性で岩礁や砂地に身をひそめ小型魚類や頭足類、甲殻類などを捕食します。共食いも確認されています。外敵に遭遇すると体内に海水を吸い込み体を膨らませて防御します。自身を大きく見せるのと同時に岩の隙間に体を密着させることにより引きずり出されないようにします。ナヌカザメの名前は生命力は強く陸に上げても七日間生き続けることに由来します。
ナヌカザメは卵生で「人魚の財布」と呼ばれる半透明の袋状の固い殻の卵を産みます。両端の巻き毛のような突起により海藻や岩などに絡みつくことで固定されます。孵化にはおよそ1年かかり成魚の姿のなって誕生します。産卵期などはなく繁殖は一年を通じて行われます。昔の人は海岸に打ち上がげられたナヌカザメが生まれた後の卵殻を見て「人魚の財布」と考えました。
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