ハナニラの花
ハナニラ(花韮)はヒガンバナ科ネギ亜科ハナニラ属の多年草です。ハナニラは球根植物です。ハナニラの原産地は南アメリカのアルゼンチンで約25種は存在します。日本には明治時代に園芸種として導入されたものが帰化しており道端や花壇でよく見かけます。日本でよく見かけるのはユニフロルム(Ipheion uniflorum)という種です。
ハナニラの草の高さは15~25センチメートルでニラのような葉と花茎を出します。春になると花茎の頂部に約3センチメートルの白や淡紫色の6弁の花を咲かせます。
ニラと名がついても園芸種のハナニラは有毒で誤って食すると激しい下痢などを起こします。野菜のニラに「花ニラ(ハナニラ)」と呼ばれるものがありますが本種とは別種です。園芸品種の花ニラは花茎に1つの花しか咲かせません。
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