サザンカ(山茶花)の散り方|ツバキ(椿)との見分け方
サザンカ(山茶花)はツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹の小高木です。
サザンカの花や葉はツバキとよく似ています。葉はツバキよりやや小さく楕円形をしていて鋸歯が並んでいます。花は秋の終わりから初冬の寒い時期に開花します。枝先に5枚の花弁をもつ花が咲きます。野生のサザンカの花の色は淡いピンク色が混じった白色ですが、園芸種のサザンカは白色、ピンク色、紅色などがあります。花の中心の黄色い部分は花蕊(かずい)です。花蕊はおしべとめしべの総称で花心(かしん)とも呼ばれます。花が咲いた翌年の秋に直径 2 cmほどの球形の果実をつけます。
サザンカ(山茶花)とツバキ(椿)は冬から早春の花木として人気が高く庭木として植えられています。サザンカとツバキはよく似ています。細かい部分では違いがありますが一番わかりやすい見分け方は花の散り方です。サザンカは花びらが一枚一枚散りますが、ツバキは花がまるごと落ちます。
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