相撲の土俵が釣屋根に(1952年9月21日)
力士が激しいぶつかり合いをする土俵。現在の土俵の上には吊り屋根がありその四隅には天空の四方位をそれぞれ司る四神に由来する色の房が下げられています。青または緑の房は東方を守護する青龍、白い房は西方を守護する白虎、赤い房は南方を守護する朱雀、紫または黒の房は北方を守護する玄武を意味しています。房は絹糸で作られており長さ2.3メートル、太さ70センチメートル、重さ25キログラムです。
この吊り屋根は伝統的な形式が引き継がれてきたものですがかつては吊り屋根ではなく四隅に柱で支えられていた屋根でした。吊り屋根の四隅に取り付けられている房は四本の柱に巻き付けられていた布で吊り屋根になったときに目立つように大きな房を吊るようになりました。次の写真は1910年の両国国技館の土俵です。四隅に柱があります。
土俵の柱の屋根が廃止され吊り屋根となったのは蔵前国技館が仮説だった1952年9月21日から始まった九月場所からです。
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