« シマウマのたてがみは何色? | トップページ | 駅弁とは何か|駅弁記念日(1885年7月16日) »

2023年7月15日 (土)

小さなピンク色の頭花を咲かせるリアトリス(キリンギク)

 リアトリスは北米原産のキク科ユリアザミ属の多年草です。草原や森林に自生しますが観賞用としても栽培されています。日本には大正時代に渡来しました。リアトリスは6月から9月にかけて花を咲かせます。真っすぐに伸びた茎の上部に最大で50 cmの長さの花序を出し、穂状に頭花がつきます。

リアトリス(キリンギク)
リアトリス(キリンギク)

 頭花はキク科の植物によく見られる花序で頭状花とも呼ばれます。リアトリスの頭花は小花が集まったものです。花の咲き方は玉状のものと槍状のものがあり、それぞれ「玉咲き」「槍咲き」と呼ばれます。写真のリアトリスは「槍咲き」のものです

リアトリスの頭花(槍咲き)
リアトリスの頭花(槍咲き)

 リアトリスの花はミツバチを誘因しますので観察するときには近くにハチがいないか注意しましょう。

【関連記事】

植物の豆知識

大きな黄色い頭花を咲かせるルドベキア・ヒルタ

昭和に発見されたカワヅザクラ(河津桜)

梅は咲いたか桜はまだかいな?

矢口桃(ヤグチモモ)の赤花

ラッパスイセン(喇叭水仙)が開花

ヒマワリの花は太陽を追いかけているのか

ホンアジサイの原種はガクアジサイ(額紫陽花)

白いアジサイ「アナベル」はなぜ白いのか?

花の色はいろいろ|花の色の仕組み

 

ココログ夜明け前

ココログ夜明け前|Googleニュース

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

人気ブログランキングへ

| |

« シマウマのたてがみは何色? | トップページ | 駅弁とは何か|駅弁記念日(1885年7月16日) »

植物の豆知識」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« シマウマのたてがみは何色? | トップページ | 駅弁とは何か|駅弁記念日(1885年7月16日) »