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2023年7月20日 (木)

ブルース・リーの忌日(1973年7月20日)

 ブルース・リーの映画「燃えよドラゴン」が日本で公開されたのは1973年12月22日です。当時、小学生の中学年だった自分は映画館で「燃えよドラゴン」を見ることはできませんでした。しかし、映画公開後にブルース・リーは大人気となり雑誌やテレビ番組などで特集が組まれ、映画を見ていない世代にも広く知られるようになりました。引き締まった身体で上半身裸でパンチやキックを繰り出し、ヌンチャクという見た子もない武器を使って闘うブルース・リーが大人から子どもの間で大人気となりました。とりわけ子どもたちにとっては仮面ライダー、ウルトラマンがシリーズ化してややマンネリ化していたところに斬新なヒーローが登場となりました。

 当時、仮面ライダースナックやウルトラマンスナックなどが販売されており子どもたちの間でカードが大人気でした。ブルース・リーのスナックは販売されませんでしたが駄菓子屋さんにはカードが売っていました。どんな写真が入っているかわからない袋に1枚ずつ入ったカードを買いあさった記憶があります。その後、「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」が公開、1974年には倉田保昭さん主演で「闘え!ドラゴン」も放映されされ、ブルース・リーの人気はさらに上昇しました。

 そして1975年に公開されたのが「最後のブルース・リー/ドラゴンへの道」でした。このタイトルを見たときに「最後のブルース・リー」ってどういうことなのだろうと素朴に思ったのです。子どもだった自分にとってブルース・リーは銀幕のヒーローで武道家や俳優としてのブルース・リーのことはあまり知らなかったのです。

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 そして友達と調べて分かったのがブルース・リーは「燃えよドラゴン」の公開前に亡くなっていたということです。もう亡くなっているので、これ以上はブルース・リーの映画はない。だから最後のブルース・リーと知って友達と頭が真っ白になって愕然とした記憶があります。この数年間かっこいいなと思って見ていたヒーローが既に亡くなっていたとは夢にも思っていませんでした。ブルース・リーが亡くなっていたことを知らなかった人は大勢いたようで、その後は雑誌やテレビなどで武道家や俳優としてのブルース・リーの生誕から亡くなるまでを解説した特集が組まれるようになりました。自分はブルース・リーの本や写真集などを買い集めるようになっていましたが、当時はそれほど多くはありませんでした。いや、あったのかもしれませんが子ども向けののものはなかったのでしょう。

1978年になると「死亡遊戯」の宣伝が行われるようになり映画雑誌の「スクリーン」や「ロードショー」などで特集号が販売されるようになりました。本や写真集も多く出回り、お小遣いで買える範囲のものは購入しました。ブルース・リーのファンクラブにも入会し、香港から通信販売でブルース・リーの雑誌を取り寄せました。内容は広東語か英語なのでさっぱりわかりませんが、見たことのないブルース・リーの写真がたくさん掲載されていたのです。そして「死亡遊戯」を見てますますブルース・リーにはまってしまったのです。

Tribute  (死亡遊戯 ED)

 

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BRUCE LEE'S NUNCHAKU IN ACTION

映画「ブルース・リー 死亡遊戯」日本公開(1978年4月15日)

ブルース・リー 死亡遊戯ワイド特集号 月刊スクリーン 1978年5月号臨時増刊

ブルース・リー最新特集号 月刊スクリーン 1979年9月号臨時増刊

ブルース・リー 映画「死亡遊戯」のパンフレット BRUCE LEE'S GAME OF DEATH

ブルース・リー死亡遊戯のポスター

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