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2023年7月16日 (日)

駅弁とは何か|駅弁記念日(1885年7月16日)

駅弁とは

 鉄道の駅で販売されている駅弁。最近は駅構内のコンビニエンスストアやエキナカでも弁当が販売されていますが、本来の駅弁は社団法人日本鉄道構内営業中央会に加盟する業者が調理し駅構内で販売している弁当のことです。かつては米飯の入ったものだけが駅弁とされ、饅頭やサンドイッチや麺類などは駅弁ではありませんでした。

 日本鉄道構内営業中央会の業者が販売する弁当には駅弁の文字に日の丸を組み合わせた四角刑の駅弁マークが掛紙などに印刷されています。この駅弁マーク(商標登録番号 2377403)は昭和63年(1988年)11月に出願されたものですが、前年の昭和62年(1987年)4月1日に国鉄が分割民営化され、JR各社が日本鉄道構内営業中央会に非加盟の業者に弁当の販売も認めたため「駅弁マーク」の有り無しで駅弁かどうかを判断することは現実的ではなくなりました。次の弁当は昭和63年8月に札幌駅で買った駅弁「石狩鮭めし」です。販売会社は札幌駅立売商会です。現在、この会社が販売する駅弁には「駅弁マーク」が記載されていますが、この駅弁「石狩鮭めし」は「駅弁マーク」制定前に購入したものですから「駅弁マーク」の記載はありません。

駅弁「石狩鮭めし」(昭和63年)
駅弁「石狩鮭めし」(昭和63年)

駅弁記念日

 駅弁の起源については諸説ありますが日本鉄道株式会社の東北線の栃木県の宇都宮駅の開業日明治18年(1885年)7月16日に初めて発売されたとされています。この日、宇都宮市内の旅館「白木屋」を営むの白木屋嘉平が日本鉄道株式会社の嘱託で宇都宮駅構内で黒ごまをまぶした梅干入りのおにぎり2個とたくあん2切れを竹の皮に包んだ弁当の販売を開始しました。弁当1つの値段は5銭でした。当時、外食で1杯のうどん・そばの値段は約1銭でしたので、5銭の駅弁は庶民には高価でした。これに由来して7月16日は駅弁記念日、宇都宮駅が駅弁発祥の地とされています。前述の通り日本初の駅弁については諸説あります。

 また駅弁記念日とは別に4月10日は「駅弁の日」とされています。これは平成5年(1993年)に一般社団法人日本鉄道構内営業中央会が制定したものです。4月10日とされたのは数字の4と弁当の「とう」を「十」として組み合わせると「弁」の字に似ているからです。

 かつて駅弁はホームで立ち売り販売されていました。長距離列車が駅にやって来ると弁当やお茶の入った肩掛けの四角い箱を持った販売員が「べんとう~べんとう~」と売り歩きました。列車の窓を開けて声をかけると販売員がやって来て窓越しに駅弁を買うことができました。

駅弁の立ち売りの様子
駅弁の立ち売りの様子

 現在、立ち売りの販売員がいる駅はほんのわずかです。ほとんどの駅では駅構内やホーム上の売店で購入するようになっています。

 自分は朝食や昼食の時間に長距離列車に乗るときは駅弁を利用していますが、新幹線の高速化などもあり駅弁を利用する機会は少なくなりました。遠いところは飛行機を利用するのでなおさらです。最近はスーパーマーケットやデパートで不定期に行われる「駅弁フェア」で駅弁を買ってきて食べる方が多いぐらいです。

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