アブとハチの違い|アオメアブ
河原にいたら変わった形の昆虫が飛んできました。ムシヒキアブの仲間のアオメアブです。アオメアブはハエ目(短角亜目)ムシヒキアブ科クシヒゲムシヒキ亜科の昆虫でアオメムシヒキとも呼ばれます。
アブとハチは見た目が似ておりどちらも刺す習性があるので同じ仲間のように思いがちですが実は全く異なる昆虫です。アブはハエ目でハエの仲間、ハチはハチ目でアリの仲間です。
アブの身体を良く見てみるとハチのようなくびれがありません。羽根もハチは2対4枚ですがアブは2対2枚です。ハチは曲線を描くようにゆっくり飛ぶ場合が多いのですが、アブは直線的に速く飛びます。アブはハチのようにホバリングはしません。
アブもハチも刺しますが、ハチが毒針で攻撃するのに対して、アブは口で噛んで血液などの体液を吸います。
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