映画「スター・ウォーズ帝国の逆襲」米国公開( 1980年5月21日)
映画「スター・ウォーズ」の第1作目が米国で公開されたのは1977年5月25日です。この第1作目は試写会で酷評されジョージ・ルーカス監督は巨額の製作費をかけた映画が大失敗になることを予想しすっかり落ち込んでしまったそうです。ところが公開直後から「スター・ウォーズ」は大人気となり、試写会の酷評とルーカスの予想とはまったく異なる展開になりました。第1作目が日本で公開されたのは米国公開から1年以上経過した1978年7月1日でしたが、「スター・ウォーズ」は日本でも大人気となりました。
第2作目の「スター・ウォーズ帝国の逆襲」が米国で公開されたのは1980年5月21日です。第2作目の日本での公開は第1作目とは異なり、わずか1ヶ月後の1980年6月28日に公開されました。第2作目は物語が掘り下げられ、スノー・ウォーカーの登場など特撮も一段と凝っていました。野生生物のトーントーンやワンパも良く出来ていました。ジャバ・ザ・ハット、ヨーダ、ボバ・フェット、パルパティーン皇帝/ダース・シディアスなどのキャラクターが登場します。
当時、自分は第2作目の公開が決まると前売り券を何枚か買って映画館に通って見ることにしました。第1作目に比べて特撮が洗練されていたことに感動したことを覚えています。物語はダース・ベイダーがルークの父親であることを告白するなど、ずいぶん奥深いものとなりましたが当時の自分は物語より特撮映像にはまって見ていたように記憶しています。第1作目はデススターを破壊しルーク、ソロ、チューバッカの3人がレイアから勲章を授与されるというわかりやすい結末でしたが、第2作目はソロがカーボン冷凍され、ルークがクラウドシティーの下部にぶらさがっているところを救出されるなど、この後いったいどうなるの?と中途半端な結末でした。第3作目を知らない当時は中途半端な結末に少し不満を感じたことを覚えています。この不満は第3作目を見たときに一気に瓦解しました。
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