「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」発売(1988年2月10日)
「ドラゴンクエストシリーズ」の第1作「ドラゴンクエスト」はファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲームとして1986年5月27日にエニックス(現:スクウェア・エニックス)から発売されました。当時、ロールプレイングゲームはパソコン用のものは販売されていましたがファミリーコンピュータ用のものはありませんでした。
自分はT&E SOFT社が1984年に発売した「ハイドライド」をプレイした経験があったのでロールプレイングゲームがどのようなものかは知っていました。「ハイドライド」はアクションロールプレイングゲームといってマップの上でキャラを動かしてマップの上にいる怪物と直接対決するタイプのゲームでした。「ドラゴンクエスト」のような戦闘シーンはありませんでした。「ハイドライド」にもゴールドがありアイテムを購入できます。「ハイドライドII」は1985年、「ハイドライド3」は1987年に発売されました。ハイドライドシリーズはいろいろと凝っていて面白かったのですがそのぶん遊び方が少しややこしかったように思います。
「ドラゴンクエストII」が発売されたのは1987年1月26日です。当時、ファミリーコンピュータは持っていなかったので「ドラゴンクエストシリーズ」をプレイする機会はありませんでした。
その後、就職して会社の寮に住むようになったのですが娯楽室にあったのがファミリー・コンピュータでした。気前の良い先輩が購入して娯楽室に設置してくれていたのです。
「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」が発売されたのは1988年2月10日。既に「ドラゴンクエストシリーズ」は大人気で発売日には長い行列ができニュースでも伝えられました。先輩が「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」を持って現れたのが同年5月ぐらいでしたから一息ついてから買ったのではないかと思います。そこで先輩と一緒に夜な夜な娯楽室でプレイしたのが「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」でした。ロールプレイングゲームの場合は謎解きもあるので先輩がプレイしているのを見ているだけで面白かったのです。あそこへ行ってみてはどうか、この武器を買ってみようか、この魔法をかけようなど相談しながらプレイしました。
「ドラゴンクエストIII」には職業があり「ダーマの神殿」で転職することができます。ロールプレイングゲームではキャラクターを育てるのは一般的なことでしたが「ダーマの神殿」の転職の導入により謎を解くゲームにキャラクターを育てる要素が加わわり楽しみが倍増したのです。
重要アイテムを探すため、そして謎を解くため危険なダンジョンや城や塔を探検し幾多のボスキャラとの戦いを経て遂に最期のボスキャラ「バラモス」にやっと出会いました。このボスキャラを倒したらゲームは終了です。
先輩と一緒に最期の戦いに挑みやっとボスキャラを倒したのです。これで長いこと夜な夜なプレイした「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」も終わりどんなエンディングが始まると思ったらストーリーは急展開。バラモスは最終ボスキャラではなかったのです。
真夜中の娯楽室で「なにぃ~」っと声を上げながら2人で後ろにのけぞってそのままひっくり返ったのでした。
【関連記事】「ドラゴンクエストIIIそして伝説へ」が発売(1988年2月10日)
・ソフトウェアに著作権が認められた日(1982年12月6日)
・任天堂「ファミリーコンピュータ」を発売(1983年7月15日)
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