仮面ライダーV3放送開始(1973年2月17日)
1971年4月に放送が始まった仮面ライダー。第1作目の仮面ライダーでは主役の本郷猛役の藤岡弘、さんが撮影中の怪我をし番組の出演ができなくなりました。本郷猛はショッカーを追って海外へ赴いたことになり、その代わりに登場したのが佐々木剛さん演じる一文字隼人でした。
主役を最終回まで入れ換えることも考えられたようですが、佐々木剛さんは自分はあくまで藤岡弘、の代役として一文字隼人役を引き受けたとして主役の継続を断わりました。これによって藤岡弘、さんが復帰したことで仮面ライダー1号、2号という2人の仮面ライダーが登場することになったのです。また佐々木剛さんが当初はオートバイの免許を持っていなかったため変身ポーズが考え出され、主役に復帰した藤岡弘、さんも変身ポーズで変身するようになりました。佐々木剛さんはその後も一文字隼人として客演しダブルライダーはゆるぎない人気を獲得します。仮面ライダーは1973年2月10日に最終回を迎えます。翌週2月17日から始まったのが仮面ライダーV3でした。
仮面ライダーは第98話で放送が終了していますが本当の締めくくりは仮面ライダーV3の第2話です。第1話で宮内洋さん演じる風見志郎が仮面ライダーV3となり、第2話で1号と2号が海上で怪人とともに大爆発しV3に後を託します。その後、V3は単独でショッカーと戦いますが第33話「危うし! 帰って来たライダー1号、2号!!」でダブルライダーが登場します。3人の仮面ライダーが再び揃ったのです。
そして1973年12月8日に放送された第43話「敵か味方か? 謎のライダーマン 」で山口豪久(山口暁)さんが演じる結城丈二ことライダーマンが登場します。ライダーマンは仮面ライダーシリーズとしては初めての主役ではないサブ・キャラクターの仮面ライダーです。
【関連記事】
・仮面ライダー放送開始50周年(昭和46年 1971年4月3日)
・ショッカーについて(1)-ショッカーが語るリーダーシップと組織論
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