インドサイ
インドサイは哺乳綱奇蹄目サイ科インドサイ属に分類される奇蹄類です。次の写真は多摩動物公園で飼育されているインドサイです。多摩動物公園は日本で初めてインドサイを飼育した動物園です。
サイは非常に分厚い鎧のような皮膚をもっています。まるで装甲車両のようです。こうみるとちょっと優しそうな顔をしているようにも見えます。これだけの鎧なので、サイは猛獣に襲われることはないのだそうですが、インドサイは別で成獣でもトラに襲われることが良くあるそうです。
インドサイはシロサイやクロサイよりも若干小型です。固そうな皮膚ですが、他の大型のサイに比べると弱いのかもしれません。またサイの角は骨ではなくて毛や爪に近いのだそうです。つまり角質ということです。
【参考】サイの角(ツノ)は毛
少し離れたところにいるサイの写真を撮影したら、こちらを睨んでいます。前脚が突進モードのような感じが。自然の中でサイに会ったら要注意というのがわかります。突っ込んできたらひとたまりもありません。
ところでインドゾウはアジアゾウと呼ばれることが多くなってきましたが、アジアサイというのはあまり聞いたことがありません。英語ではIndian Rhinocerosのようですが、Asian One-horned Rhinocerosという名前もあるようです。
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