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2022年11月16日 (水)

世界の人口が80億人を超える(2022年11月15日)

 1968年、幽霊惑星と呼ばれるゴース星から地球征服にやってきたゴース星人。彼らは地球の防備が海や空からの攻撃に対してはしっかりしているものの地底からの攻撃に対しては無防備なことから強力な地底ミサイルで全世界の首都を攻撃する計画を実行に移す。「史上最大の侵略」の始まりである。これは1967年から1968年にかけて放映されたウルトラセブンの最終回「史上最大の侵略」の物語です。このときゴース星人は地球の人口は30億人と言っていました。1965年の世界人口は33億人、1970年は37億人でしたので30億人は少なめですが、今から55年前は40億人未満だったのです。

 さて国連が世界人口を発表しました。国連の推計では80億人に達したようです。人類80億人目となったのは旧ソ連アルメニア東部ゲガルクニク州マルトゥニで生まれた女の子がだそうです。

 世界人口は1950年は25億人、1987年に50億人、2010年に70億人となっています。1年あたりの増加率は減少してきていますが絶対数は増え続けています。世界で人口が最も多い国は中国(約14億2600万人)、次いでインド(約14億1700万人)です。第3位の米国が約3億3800万人ですから、中国とインドの人口は突出して多いのです。中国の人口は減少傾向にあるため、やがてインドが世界一の人口になる見込みです。

 世界人口デーの記事でも計算したのですが地球の陸地は限られています。陸地全体に人類が分散したとき、単位面積あたりにどれぐらいの人がいることになるでしょう。

 地球の表面積は510,065,600平方キロメートルです。このうち、海洋の面積が362,822,000キロ平方メートルで、陸地の面積は147,244,000平方キロメートルです。陸地には人が暮らせないところもあるので本当はもっと小さい値になるはずですが計算を簡略化するため約1億5000平方キロメートルとします。

 1億5000平方キロメートルしかないので1平方キロメートルあたりに1人だと地球の陸地には1億5000万人しか存在できないことになります。

 それでは80億人を配置すると1平方キロメートルあたりの人数は

    80億人 / 1.5億平方キロメートル = 53人 / 平方キロメートル

 になります。つまり一辺が1キロメートル正方形の中に53人です。1キロ平方メートルは東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの面積を合わせた広さです。

 1人あたりの面積は

    1平方キロメートル / 53人 = 約0.019平方キロメートル / 人

 となります。これは1辺が138メートルの正方形に相当します。これは東京ドームの0.4個分の広さに相当します。 

 ゴース星人が地球征服のリベンジにやって来たら何と言うでしょうか・・・

ゴース星人
ゴース星人

【関連記事】

世界人口デー|地球上で1人あたりの面積は?(1989年7月11日)

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