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2022年10月11日 (火)

「リンゴの唄」の日(1945年10月11日)

 第二次世界大戦後、日本が連合国の占領下になるとGHQは連合国軍や米国への批判を禁止し民間への情報統制を開始しました。1945年9月22日に民間情報教育局(CIE:Civil Information and Educational Section )が設置されました。CIEは教育と文化に関する広範囲にわたる施策を担当し、国内で発信される情報について検閲を行いました。たとえば歌舞伎など日本の伝統的な文化系術は国粋主義的として抑圧されました。音楽については戦時中に禁止されていた欧米の音楽やジャズなどが持ちこまれ流行しました。

 このような状況の時世において映画業界においても新しい映画の企画が進められていました。松竹は1945年8月の終戦直前に空襲の恐怖を忘れることができるような明るい映画の制作を企画していましたがこれを新しい企画として再立ち上げすることにしました。脚本は戦中に戦意高揚映画として企画された岩沢庸徳の「百万人の合唱」を元にしました。そして1945年10月11日に戦後初めて企画された映画「そよかぜ」が封切りしました。この映画の中で主役の並木路子が歌う挿入歌「リンゴの唄」が大ヒットし戦後を象徴とする歌謡曲となりました。「リンゴの唄」のレコードが発売されたのは1946年1月です。

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 「リンゴの唄」は作詞はサトウハチロー、作曲は万城目正が担当しました。早撮りで有名だった佐々木康監督が「そよかぜ」の撮影を早々に終わらせてしまったため曲が間に合いませんでした。そのため並木路子は撮影中に本来は「リンゴの唄」を歌うシーンで「丘を越えて」を歌い、アフレコで「リンゴの唄」を改めて吹き込みました。

 映画「そよかぜ」はCIEによって検閲された上で上映された初めての映画とされていますが、当時の関係者の証言では検閲を受けていないとう証言もあります。

リンゴの唄 - 並木路子、霧島 昇 (1946)

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