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2022年9月 6日 (火)

宇宙戦艦ヤマト生還(2200年9月6日)

 時に西暦2199年、地球はガミラス星から遊星爆弾の攻撃を受け、人類は放射能汚染による滅亡の危機にさらされていた。

コミック版宇宙戦艦ヤマト(松本零士)
コミック版宇宙戦艦ヤマト(松本零士)

 宇宙戦艦ヤマトが放射能除去装置コスモクリーナーDを取りに行くため地球から遙か14万8千光年彼方にあるイスカンダルへ旅だったのは2199年10月8日です。

 地球とイスカンダルの往復距離は29万6千光年、人類に残された時間はわずか1年間しかありません。イスカンダルから提供された設計図を元に作られた波動エンジンがワープ航法でこの長旅を可能とします。

 しかし、ヤマトの行く先々にはガミラス艦隊が待ち受けています。ガミラスとの決戦を繰り返しながら任務を遂行する宇宙戦艦ヤマトが地球に生還したのは西暦2200年9月6日、人類は青い地球を取り戻したのです。最終回は地球に生還するヤマトとヤマト帰還後に赤色となった地球が青色を取り戻す映像とともに次のメッセージが流れました。

 西暦2200年9月6日ヤマト生還  宇宙は何事もなかったかのごとく 平和な時を息づいていた。

 さて宇宙戦艦ヤマトの放送開始は1974年10月6日でした。初回放送時はあまり人気がありませんでした。裏番組でカルピスまんが劇場の「アルプスの少女ハイジ」や円谷プロダクションの「SFドラマ 猿の軍団」が放送されていたのです。また、当時は子ども向けと考えられていたアニメ番組の中で宇宙戦艦ヤマトは異色の存在でした。宇宙戦艦ヤマトの視聴率は低迷、当初は全39回の放送が予定されていましたが短縮を余儀なくされ1975年3月30日に全26話で最終回を迎えました。しかし、再放送や映画化で宇宙戦艦ヤマトは大人気となり、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめるアニメの先駆けとなりました。

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宇宙戦艦ヤマト放映開始(1974年10月6日)

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