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2022年9月14日 (水)

銀河鉄道999放送開始(1978年9月14日)

 銀河鉄道999は松本零士先生のSF漫画です。自分が初めて銀河鉄道999を見たのはアニメではなく少年画報社の少年キングでした。少年キングでの連載は1977年でテレビのアニメ化より1年以上前です。

 当初、銀河鉄道999の連載は10話が予定されており、松本先生は10話分を編集部に渡して自身はアフリカ旅行に出かけたそうです。1977年1月に連載が始まると宇宙戦艦ヤマトの効果もあり大人気となり、連載は1981年9月まで5年間続き全220回で終了しました。少年キングでの連載は松元先生が多忙だったため非常にゆっくりとしたペースで進みました。掲載のないときもありましたし、数ページしか掲載されていないこともありました。宇宙空間を背景に999号とメーテルと鉄郎が見開きで大きく描かれたような絵がよく掲載されていたことを覚えています。少年キングを読んでいるだけでは物語が途中でわからなくなってしまうこともあったためヒットコミックスを買い集めました。

 銀河鉄道999のテレビアニメが放送されたのは1978年9月14日です。漫画を見ていたのでアニメの放送開始は楽しみにしていました。宇宙戦艦ヤマトとは異なる宇宙観になるであろうことはわかっていましたが、「無限に広がる大宇宙」を改めて認識してしまいました。オープニングの映像、主題歌、鉄郎やメーテルの声、すべて自然に受け入れることができました。

 銀河鉄道999は宮沢賢治「銀河鉄道の夜」とモーリス・メーテルリンク「青い鳥」がアイデアの元になっているそうです。銀河鉄道999の物語には星野鉄郎がメーテルと一緒に999に乗って機械の身体を無償提供してくれる終着駅を訪れるという大きな目標があります。そして終着駅めざす途上で停車する特異な星々での出来事の体験や教訓が全体の物語を創り上げていきます。見ている側もまるで一緒に旅をしているように感じました。

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