ミヤマアカネのオス
ミヤマアカネ(深山茜)はトンボ科アカネ属のトンボです。ヤグルマトンボ、カザグルマトンボとも呼ばれます。また赤トンボと言えば狭義にはアキアカネのことですがミヤマアカネも赤トンボと呼ばれます。
ミヤマアカネの成虫は体長30~40 mmの中型のトンボです。トンボやハチの翅の前端には小さな縁紋がありますが、ミヤマアカネはその内側に褐色の太い帯があります。国内でこのような褐色の帯を持つトンボを見たらミヤマアカネと考えて良いでしょう。
さて赤トンボの体色は最初から赤色をしているわけではありません。ミヤマアカネは未熟なうちは雌雄とも黄褐色をしています。
オスは成熟すると次の写真のように全身が赤化し赤トンボとなります。メスは体色が濃くなりますがオスのように赤くなりません。
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