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2022年7月17日 (日)

古谷敏さん「ウルトラマンになった男」

ウルトラマンになった男

古谷 敏 (著), 円谷プロダクション (監修, 監修)

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 2009/12/21に出版された古谷敏さんの著作「ウルトラマンになった男」の5刷が発売になったそうです。当時、俳優を目指していた古谷敏さん。そのスタイルの良さからウルトラマン役となる。顔を出すことができないスーツの中に入ることになる。当時は十分な環境もなく過酷な撮影の中でウルトラマンの姿を作りあげていく。ウルトラマン役はもう嫌だと思ったときにウルトラマンの話で盛り上がっている子どもたちを見て夢を与えるウルトラマンを最後まで演じることを決意する。

 リアタイで見ていた自分は夢をもらった子どもたちの1人です。ウルトラセブンが始まるとウルトラ警備隊の優しいアマギ隊員が好きでした。しかし当時の自分はアマギ隊員がウルトラマンの中に入っていた人だったとは知らなかったのです。それを知ったのはウルトラマンやウルトラセブンの本がたくさん出るようになってからのことでした。

 ウルトラマンになった古谷敏さん、子どもたちに夢を与えてくれてありがとう!当時の子どもたちはもう大人、子どもたちに夢を与えなければならない世代ですがウルトラマンになった男にはかないません。

【内容】

 伝説の初代ウルトラマンのスーツアクター、古谷敏の初めての回想録。スペシウム光線やファイティングポーズの由来など全ウルトラマンの原型を作り上げた1年間の真実を、新たに発掘された写真と共に語り尽くす!

 古谷敏氏は初代ウルトラマンのスーツアクターとして以後数十年にわたるウルトラマンシリーズのアクションの原型を作り上げました。本書はその円谷プロの特撮現場における1年間の苦労と知られざるエピソードを生々しく描いた初めての回想録です。

 最初の撮影でスペシウム光線のポーズが決まるまでの一部始終、ややあの少し猫背のポーズの由来。また、ウルトラセブン・アマギ隊員役から、イベント会社の設立に至る経緯など、当事者本人の心の動きが時間の経過とともに詳述されている点、当事者本人しか持っていない、かつ本人しか許可を取れない新発見の写真の掲載、などの点で、ファン垂涎の書籍です。円谷プロダクションの全面協力をいただきました。

構成

第1章 ウルトラマンへの道

第2章 過酷な撮影現場

第3章 ウルトラセブン~独立

最終章 四十年後。

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