世界人口デー|地球上で1人あたりの面積は?(1989年7月11日)
7月11日は世界人口デー(World Population Day)です。1989年に国連人口基金(UNFPA)が1987年7月11日に世界の人口が50億人を突破したことをきっかけに世界中の人々に人口問題への関心を高めてもらうために制定しました。当時、国連はこの日に産まれたクロアチア(当時はユーゴスラビア)の首都ザグレブで生まれた子どもを50億人目と認定し祝福しています。
さて世界の人口はいまや77億人を超えました。
地球の表面積は510,065,600平方キロメートルです。このうち、海洋の面積が362,822,000キロ平方メートルで、陸地の面積は147,244,000平方キロメートルです。
地球の陸地には人が暮らせないところもありますから、本当はもっと狭い値になるはずですが、約1億5000平方キロメートルとします。これは正方形で考えると、その1辺が約1万2,250キロメートルになります。この値は地球の直径1万2,472キロメートルよりやや小さい値ですが、地球の円がちょうど入る正方形と考えても良いでしょう。
陸地の面積を人口で割り算してみると
1人あたりの面積=1億5000平方キロメートル/77億人
=0.0195平方キロメートル
正方形で考えると、その1辺が約0.14キロメートルなります。140メートル四方に1人です。
陸地全体の面積の正方形の1辺が12,250キロメートルでしたから、
12,250/0.14=87,500
で、その正方形の一辺には8,8000人しか並べないことになります。人口が多いところ、少ないところもありますが、ならすと、これぐらいの密度ということになります。
日本は人口減少といいますが、現在の問題は人口減少そのものではなく、少子化といわれているように、各年齢層の人口のバランスが崩れていることです。人口が減りすぎるのはまずいでしょうが未来の子孫にとっては年齢層のバランスが取れていれば人口が今より減るのは決して悪いことではないように思います
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