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2021年10月29日 (金)

ウツボカズラ|光合成できるが食虫植物

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 ウツボカズラは東南アジアを中心に分布している常緑性の食虫植物です。この食虫植物はスコットランドの植物学者でイギリス東インド会社の船医として務めたウィリアム・ジャック博士によって発見されました。ジャック博士は動植物に興味を持ちジャングル探検隊などを組織したイギリスの植民地行政官のトーマス・ラッフルズと1819年にシンガポールで新種ウツボカズラを発見し採集しました。英名のネペンテス・ラフレシアナのラフレシアナ はラッフルズの名前に由来しています。

 ウツボカズラは蔓植物でつるを伸ばして他の植物について高くまで登ります。

ウツボカズラ
ウツボカズラ

 葉の葉脈の中心が葉先まで延びたところが膨らんで壺のような形をしています。この部分を捕虫器といいますが、ここで虫をつかまえます。 この壺の中には水がたまっていて内壁からは滑りやすい液体が分泌されています。まるで落とし穴のようになっています。

ウツボカズラ
ウツボカズラ

 壺の水には消化液が含まれていて、この中に落ちた虫は溶かされていきます。ウツボカズラはその栄養分を吸収します。 ウツボカズラは緑色植物ですから、栄養は光合成で作ります。しかし、ウツボカズラの住む環境は日陰で光合成がしにくかったり、根から十分な栄養分がとれなかったりします。その不足分を虫の栄養で補うようになりました。生物の進化は面白いですね。

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