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2021年10月20日 (水)

和牛、国産牛、輸入牛の違い

 スーパーマーケットに並んでいる牛肉のラベルを見ると「国産牛」「和牛」「輸入牛」などと書いてあります。また産地名や黒毛牛や交雑種と書かれているものもあります。

 食用に使われる牛は、肉用種の牛、乳用種のホルスタインのオス、加齢で搾乳できなくなったホルスタインのメスです。交雑種というのは乳用種と肉用種を交配した牛のことです。

○外国で生まれた牛でも国産牛

 国産牛は日本で生産された牛のことです。日本で育成された牛は、どんな種類の牛であっても国産牛と分類されます。また、生まれが外国でも屠殺されるまでに日本で3ヶ月以上育てられた牛は国産牛になります。この3ヶ月というのは、牛が食べるエサが変わることによって、肉質が変化するのに要する期間とされています。豚では2ヶ月、それ以外の家畜では1ヶ月と定められています。

○和牛と国産牛の違い

 和牛は国産牛と明確に区別されて扱われます。国産牛が牛の種類を問わないのに対し、和牛は「黒毛和種」「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」の4種類に限られます。ですから日本で生産された和牛を国産牛とは呼びません。外国で生産された和牛は輸入牛ではなく和牛として扱われます。国産牛や輸入牛は生産地を示し、和牛は牛の種類を示していると考えるとわかりやすいでしょう。

 ただし、近年、和牛の海外流出が懸念されています。外国産の和牛がたくさん輸入されると国内の産業に影響を及ぼしたり、国産牛と和牛の違いがわかりにくくなったりする理由などからルールの整備や日本国内で生産された和牛と区別するべきという動きがあります。

和牛、国産牛、輸入牛の種
和牛、国産牛、輸入牛の種類

 なお、黒毛牛と書かれた牛肉が販売されていますが、黒毛牛とは黒い毛の牛という意味で国産牛か輸入牛のことです。和牛の黒毛和種ではありません。

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