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2021年10月26日 (火)

映画ターミネーターが米国で公開(1984年10月26日)

 ジェームス・キャメロン監督、アーノルド・シュワツェネッガー主演の映画「ターミネーター」シリーズの最初の映画「ターミネーター」が米国で公開されたのは1984年10月26日でした。「ターミネーター」は640万ドルの低予算で製作されB級アクション映画の位置付けで公開されました。ところが公開されるや否や2週間に渡って全米1位の興行成績となり、興行収入は7,830万ドルにも昇りました。

映画ターミネーターのポスター
映画ターミネーターのポスター

 ターミネーターの興行が成功し、世界中の多くの人から支持されたのは秀逸な設定と脚本によるところが大きいでしょう。キャメロ監督は「ターミネーター」の前作「殺人魚フライングキラー」の興行に大失敗した際、炎の中からロボットが現れて自分を殺しに来るという悪夢を見たそうです。これがターミネーターの着想の原点となりました。

 コンピューターシステムの人工知能スカイネットが戦争を起こすという設定は当時のコンピュータ制御の核ミサイルシステムに支えられた米ソの冷戦状態において起こりそうなことでした。1983年に公開されていたジョン・バダム監督、マシュー・ブロデリック主演の映画「ウォー・ゲーム」を彷彿させるものでもあり、実際には同年にソ連の監視システムのコンピュータが米国が核ミサイルを発射したという誤報を発する事件も起きていました。

 スカイネットが起こそうとしている戦争を阻止しようと立ち上がった人類に対してスカイネットが出した答えは人類の優秀なリーダーであるジョン・コナーが生まれる前にその母親のサラ・コナーを暗殺するというものでした。その実行のためにコンピューターはサーボーグ(アンドロイド)のターミネーターを過去に送り込みます。そして人類は母親を救うために一人の人間カイル・リースを過去に送り込みます。

 最初は何が起きたのか信じられない様子のサラでしたが、カイルの説明とターミネータを目の前にして自分の置かれた状況を理解します。ごく普通の女性だったサラは次第に精神的にも強くなっていきます。

 サラとカイルはターミネーターから逃亡します。ターミネーターは不死身で執拗に2人を追跡します。ついにターミネーターに居場所を突き止められて戦いが始まりました。ついにターミネーターを倒したと思ったら、超合金の骨格だけの姿になって追いかけてきます。最終的にはターミネーターはプレス機で押しつぶされ機能が停止し戦いは終焉します。このあたりの執拗な追跡と復活はマイケル・クライトン監督、ユル・ブリンナー主演の映画「ウエストワールド」に登場するロボットのガンマンの不気味さを彷彿させるものでした。

 ターミネーターの日本での公開は1985年5月25日でした。自分がこの映画を見たのは映画館ではなくビデオでした。1985年の年末にレンタルビデオを借りて知人と一緒に見ました。特撮を見て製作費がかけられていないことはすぐにわかりましたが、やはり設定と脚本が秀逸だったためすぐに物語に引き込まれました。おもしろ怖いで何度も繰り返して見て内容の理解を深めました。そして必ず続編が作られることを確信しました。

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