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2021年7月23日 (金)

ランドサット1号の打ち上げ(1972年7月23日)

 1972年7月23日、アメリカ航空宇宙局 (NASA)の地球観測を目的とするランドサット計画の人工衛星ランドサット1号がカリフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地からデルタ900ロケットで打ち上げられました。

ランドサット1号とデルタ900ロケット
ランドサット1号(左)とデルタ900ロケット(右)

 ランドサット1号は光や電波を使って地上や海洋や大気圏などから幅広いデータを収集することができ、宇宙からの地球規模の観測リモートセンシングを行うことができるようになりました。

 1976年、ランドサット1号のデータを使ってカナダの海岸調査が行われました。データ解析を行なっていたカナダ水路局のフランク・ホール博士は未開拓の地形の中から小さな島を発見しました。この島はランドサット島と名付けられました。

 ランドサット1号は地球を周回するうちに軌道がわずかにずれていき、やがて1日のほとんどを太陽光にさらされるようになりました。1978年1月6日に太陽光による過熱のため観測が打ち切られました。

 リモートセンシングの詳細ついてはココログ 光と色と「宇宙から地球を監視する リモートセンシング」をご一読ください。

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