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2021年5月23日 (日)

公衆電話をかける女性|昭和の風景

 先日、昭和40年頃に撮影した公衆電話をかける男性の写真を掲載しました(ココログ 夜明け前「公衆電話をかける男性|昭和の風景①」)。つづいての写真は昭和38年に撮影した公衆電話をかける女性の写真です。

公衆電話をかける女性
公衆電話をかける女性

 雑貨屋さんの赤電話(委託公衆電話)はよく見た風景です。現在、このような赤電話もすっかり見かける機会がなくなりましたが、まだ現役で使われているものもあるようです。

 委託公衆電話の制度は1952年に戦災による公衆電話の不足を補う目的で始まりました。雑貨屋さんや駅の売店などに設置されていました。当初は普通の黒電話が使われていました。1953年に普通の電話と区別するため、赤色の電話が使われるようになりましたが、電話料金はお店に支払いしました。そのため夜間やお店が休みのときには使えないという問題がありました。10円玉で電話をかけられる赤電話が登場したのは1955年ですが、市外へ電話をかけることはできませんでした。写真のようなダイヤル市外発信ができる赤電話が登場したのは1961年です。

 この女性はこの年に子どもが生まれる予定です。撮影者は旦那さんでので、実家にでも電話をしているところでしょうか。

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