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2021年4月25日 (日)

アッチョンブリケ考

 「アッチョンブリケ」は漫画家の手塚治虫先生の作品「ブラック・ジャック」の登場人物のピノコが驚いたときや怒ったときなどに言う台詞です。「アッチョンブリケ」と言いながら両頬を両手で押し付けて口を尖らせた変顔をします。

 「アッチョンブリケ」の初出は少年チャンピオンの1974年03月25日号の第16話「ピノコ再び」と思いますが、このときは台詞はなく変顔だけでした。同誌1975年09月01日号に掲載された第88話「報復」では、ブラック・ジャックがピノコに「なんだい、そのアッチョンブリケってのは・・・」と尋ねるシーンがあり、ピノコは「ピノコが作った言葉」と答えています。

 かつて「アッチョンブリケ」の語源はドイツ語の医学用語「Achzion-brucke(横隔膜矯正帯)」に由来するという説が広まったようですが、後日この言葉は実在しないことが判明しています。

 「アッチョンブリケ」は手塚治虫先生が考えついた言葉に間違いありませんが、手塚先生が子どもの頃に使っていた言葉とう説もあるようです。また外国語で何らかの意味がある言葉をカタカナ表記にしたのではないかという説もあります。その由来は謎のままのようです。

 さて、次の写真は昭和47年(1972年)9月3日に撮影されたとありましたが、幼稚園児の男の子が「アッチョンブリゲ」をしています。少年チャンピオンでブラック・ジャックの連載が始まったのは1973年11月19日号からです。「アッチョンブリゲ」の変顔自体は昔から子どもたちがよくやっていたのでしょう。

アッチョンブリケ
アッチョンブリケの変顔

 

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