上弦の月 月齢11.3(2021年2月23日)
2021年2月23日の月です。月齢11.3です。ずいぶん明るくなってきたので絞りを絞って撮影しました。月の海やクレーターの様子がわかります。
以降はいつもの補足です。
上弦の月と下弦の月の違いはココログ「夜明け前」の「上弦の月(2020年12月21日)」で説明した通りですが、夜空を見上げて月を見たときに、左側が欠けていて右側が明るい月が上弦の月、反対に右側が欠けていて左側が明るい月が下弦の月です。
月は地球のまわりを約27.3日かけて1周しています。これを月の公転といいます。月の満ち欠けの周期は地球自身も動いているため29.5日になります。月の満ち欠けの仕組みについてはココログ「光と色と」の「月の満ち欠けの仕組み」をご一読ください。
この月の写真の撮影に使用したカメラはパナソニック デジタルカメラ ルミックス FZ85 ブラック DC-FZ85-Kです。焦点距離が20 mm〜1200 mmで、光学ズームでは60倍まで拡大可能です。
このカメラにレイノックス 2.2X テレコンバージョンレンズ DCR-2025PROをつけて使っています。このテレコンは2.2倍なので、FZ-85の光学ズームが60×2.2倍で132倍となりますが、ここまで拡大すると分解能がついていきません。また色収差も出てしまいます。
FZ-85にテレコンをつけるには、パナソニック レンズアダプター ルミックス DMW-LA8が必要です。レイノックスのテレコンに付属のアダプターリング52 mmを使うと、このレンズアダプターに取り付けることができます。
いろいろなフィルターやコンバージョンレンズを持っている場合は、ステップアップリングとステップダウンリングを持っていると便利です。
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