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2021年2月 7日 (日)

長野オリンピック開幕(1988年2月7日)

 日本で初めて開催された冬季オリンピックは1972年札幌オリンピック(ココログ 夜明け前札幌オリンピック開幕(1972年2月3日) 」)でした。札幌オリンピックは1964年東京オリンピックの開催による機運の高まりで招致できた経緯があり、冬季オリンピックをもう一度日本に招致するのは容易ではないと思っていました。1985年あたりから長野県で冬季オリンピックを招致する活動が始まり、1988年に日本オリンピック委員会が長野県を1988年冬季オリンピックの候補地としました。そして、1991年の国際オリンピック委員会の総会で長野オリンピックの開催が正式に決まりました。26年ぶりに日本で冬季オリンピックが開催されることになったのです。2021年時点で冬季オリンピックは過去に南半球で開催されたことが一度もなく、長野オリンピックは開催地としては最南端で行われた冬季オリンピックとなっています。

 自分は1972年の札幌オリンピックのことをよく覚えていましたから、長野オリンピックの開催をずいぶん楽しみにしていました。しかし、1998年になると仕事の大きな山場と重なり、テレビを見る時間も取れないぐらい忙しくなっていました。それでも中継を生放送で見たいと思った自分は家のテレビで録画しつつ、乾電池で作動するポータブルのテレビを携帯して観戦しました。

 札幌オリンピックではスキージャンプの70メートル級(ノーマルヒル)で「日の丸飛行隊」の笠谷選手・今野選手・青地選手がそれぞれ金・銀・銅メダルを活躍しましたが(ココログ 夜明け前日の丸飛行隊がメダル独占(1972年2月6日)」)、他の競技ではメダルの獲得はありませんでした。

 長野オリンピックでは選手層が厚くなり、スキージャンプだけではなく、他の競技でのメダル獲得が期待されました。結果は期待通りとなり、多くの日本人選手が活躍しメダルを獲得しました。

 スキージャンプの個人戦では船木和喜選手がラージヒルで金メダルとノーマルヒルで銀メダルを獲得、原田雅彦選手がラージヒルで銅メダルを取得しました。そして、ラージヒル団体では、岡部孝信選手、斉藤浩哉、原田雅彦、船木和喜のチームが金メダルを獲得しています。この団体戦には記憶に残る逆転優勝のドラマがありました。日の丸飛行隊の強さを見せつけたオリンピックとなりました。

 ノルディック複合競技の個人戦では荻原健司選手の活躍が期待されましたが、個人4位となりメダル獲得を逃しました。荻原健司選手の双子の実弟の荻原次晴選手は6位となりました。団体戦は1992年アルベールビル、1994年リレハンメルに続いて3連続金メダル獲得の期待がかかっていましたが、残念ながら記録が伸びず5位となり、メダルを獲得することはできませんでした。

 フリースタイルスキーでは女子モーグルで里谷多英選手が金メダルを獲得しました。冬季オリンピックのすべての競技において、日本人女子選手で初めて金メダルを獲得したのは里谷多英選手です。

 スピードスケートでは清水宏保選手が500メートルで金メダル、1000メートルで銅メダルを獲得、岡崎朋美選手が500メートルで銅メダルを獲得しています。ところで、1984年サラエボオリンピックの500メートルで銀メダルを獲得し、長野オリンピックのスピードスケートの解説をしていた北沢欣浩さんは小学校の同級生のお兄さんでした。スピードスケートがとても上手な兄妹だったことを覚えています。

 ショートトラックスピードスケートでは男子500メートルで西谷岳文選手が金メダル、植松仁選手が銅メダルを取得しました。ショートトラックは1992年アルベールビルから正式競技となり、日本は5000メートルリレーで銅メダルを獲得、1994年リレハンメルおよび長野オリンピックではリレーが5位でした。なお、西谷選手と植松選手はリレーには参戦していません。

 フィギュアスピードでは後に2006年トリノオリンピックで金メダルを獲得する荒川静香選手が参戦しています。1997年の全日本選手権で優勝を果たして長野オリンピックに臨みましたが失敗が重なり13位となりました。長野オリンピック出場をきっかけに実力をつけていきました。荒川選手がトリノオリンピックで加点がつかないイナバウアーを取り入れたのは、長野オリンピックでフランスのスルヤ・ボナリー選手が禁止技バックフリップにあえて挑戦したことに感動し、自分らしさを表現して人々の記憶に残る演技をしたかったからだそうです。

 次の冬季オリンピックは2022年、開催地は中国北京です。年々実力が向上してきている日本人選手の活躍に期待しています。

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