スーパーカー全国縦断フェスティバル(1977年)|カウンタックLP-400
漫画家の池沢さとしさんの作品「サーキットの狼」は昭和50年(1975年)から昭和54年(1979年)まで少年ジャンプで連載されました。主人公の風吹裕矢がライバルとともにレーサーとして成長していく物語です。「サーキットの狼」には現実の自動車が登場しました。特に欧州のスポーツカーの活躍を描くことにより、スーパーカーブームの火付け役となりました。
スーパーカーブームがはじまると、スーパーカーの下敷き、消しゴム、カードなど多くの商品が登場しました。また、プラモデルもたくさん作った記憶があります。それでも一番の感動は実物を見ることです。街の中を颯爽と走るスーパーカーを見ると指を差して喜んだものでした。しかしながら、スーパーカーを街で見ることができる機会はそう多くはありませんでした。ですからデパートの屋上などにスーパーカーが展示されると、親にせがんで連れて行ってもらったものです。
1977年に全国で開催された「スーパーカー全国縦断フェスティバル」の写真がありました。このスーパーカーショーはモーターマガジン社が主催したもので、黄色いランボルギーニカウンタックLP-400が全国各地で展示されました。札幌の丸井今井にカウンタックがやってきたのは6月です。当時は小樽市に住んでいたのですが、父が自分と弟を札幌まで連れて行ってくれました。
たくさんの親子が見に来ており、本物のカウンタックを目の前にした子どもたちは大興奮していました。
カウンタックのドアが開くと大歓声。カウンタックのドアはハサミのように開くのが特徴です。ガルウイングと呼ばれることが多いのですが、このタイプのドアは正しくはシーザードア(シザーズドア)と言います。
次はリアからの写真です。カウンタックはミッドシップと言ってエンジンは車体中央に搭載されています。運転席の後側のリアパネルを開くとエンジンルームが現れます。その後ろのパネルを開くとトランクがあります。
このショーでは抽選か何かで10人ぐらいカウンタックのコクピットに座らせてもらうことができました。写真がないので、自分たちは外れたのでしょう。
このショーには次のレーシングカーが端の方にひっそりと展示されていました。車体や展示パネルにCOX R500、RACING SHOP ADACHIと書いてあります。Googleで検索してみましたが見つからず。マッハGOGOGOに出てくるようなレーシングカーですが、よくわかりませんでした。
フジミ模型 1/24 サーキットの狼シリーズ No.15 カウンタックLP400 ハマの黒ヒョウ
・製品では組み立て易いエンジン無しの簡易モデルをベースにしています。
・新たにデカール ゼッケン12を追加して、流石島レース仕様とします。
・ガルウイングドアは別部品、開閉選択可能です。
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