上弦の月(2020年12月21日)
木星と金星が397年振りに大接近ということで日没後に空を見ていましたが、街の光が明るすぎて良く見えませんでした。夜になってもオリオン座などたいへん見にくい状況です。そんな夜空で明るく輝いているのが月です。ほぼ半月で上弦の月です。
さて、上弦の月、下弦の月と言いますが、どのようにして見分けると良いでしょうか。簡単には夜空を見上げて月を見たときに、左側が欠けていて右側が明るい月が上弦の月、右側が欠けていて左側が明るい月が下弦の月となります。
月は地球のまわりを約27.3日かけて1周しています。これを月の公転といいます。月の満ち欠けの周期は地球自身も動いているため29.5日になります。月が満ち欠けする仕組みについてはココログ「光と色と」の月の満ち欠けの仕組みをご覧下さい。
| 固定リンク | 0
「天文」カテゴリの記事
- 記録に残る最古のハレー彗星の接近の記録(紀元前240年5月25日)(2022.05.25)
- 史上最大の明るさ 超新星SN 1006が現れる(1006年4月30日)(2022.04.30)
- 惑星直列(1982年3月10日)(2022.03.10)
- ガリレオが「天文対話」を刊行(1632年2月22日)(2022.02.22)
- 白瀬南極探検隊が大和雪原に到着(1912年1月28日)(2022.01.28)
コメント