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2020年9月14日 (月)

Mac OS exFATフォーマットでHDDがマウントできなくなる

バックアップ用のUSB外付けHDDが調子が悪くなったので、新しいUSB外付けHDDを購入しました。

購入したのは下記のバッファロー製のハードディスクです。

BUFFALO ミニステーション USB3.1(Gen1)/USB3.0用ポータブルHDD 1TB HD-PCFS1.0U3-BBA

調子が悪いHDDは数年前に購入したバッファロー製のハードディスクですが、読み込みもかなり遅くなっており、異音もします。きっとそのうち駄目になりそうです。

新しいHDDを購入してMac Book Pro(macOS Catalina 10.15.6)に接続し、ディスクユーティリティで初期化しました。どのモードで初期化するか考えましたが、Mac OSとWindows OSで4GBを超えるファイルも読み書きできるexFATを選びました。

実はexFATは少し脆弱でHDDを取り外すときにミスをすると、マウントできなくなってしまうことがあります。自分も過去に経験していたのですが、あれからずいぶん経過しているので改善しているかなと考え、exFATを選びました。

調子の悪いHDDから新しいHDDへのデータ移行は、いくつかのファイルは失われましたが、主要なものは無事に行うことができました。

完了したところで調子の悪いHDDが取り外せなくなってしまいました。これが何か悪さをしたのか、新しいHDDも何か巻き込まれてしまったようで、取り外すことができなくなりました。

出かける直前までやっていたので、待っている時間もなかったのでMacの電源を落として強制的に取り外しました。

そして、移動先で新しいHDDを接続したところ、ガーン!マウントできなくなってしまいました。前にも同じことがおきました。

調子の悪いHDDはそれなりに接続は可能でした。

う〜ん、やはりexFATのせいではないかと思います。

こうなると、まったくHDDにアクセスできなくなります。

経験から下記の方法で復帰できることがわかっているので、やってみました。

  1. 接続するHDDを新しいHDD一台のみにする(念のため)
  2. 新しいHDDを接続する
  3. ディスクユーティリティーで新しいHDDが物理的に認識できているか確認する(マウントができない状態)
  4. アクティビティーモニターを起動し、「fsck_exfat」というプロセスを見つけ、強制終了する
  5. ディスクユーティリティーで新しいHDDがマウントされていることを確認する
  6. ディスクユーティリティーで新しいHDDにFirstAidをかける(かなり時間かかる。サイズによりますが1時間は待ちましょう)

とりあえず、これで新しいHDDは復旧しました。しかし、また同じことが起きそうなので、ディスクユーティリティにてフォーマットの種別を「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」にして、初期化し直しました。

もう一度、故障しそうなHDDからデータの移行を再開。

無事に終了しました。

ということで、exFATはお勧めしません。

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