« 石油はあとどれぐらいもつの? | トップページ | ロダンの「考える人」は何も考えていなかった? »

2020年7月 2日 (木)

キャッシュレス・ポイント還元事業とマイナポイント事業の違い

 2019年10月1日の消費増税に伴う消費喚起対策として実施されていたキャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)が2020年6月30日をもって終了しました。この還元事業はキャッシュレスで決済をするたびに、既定のポイントが還元されたり、値引きされたりするので、非常にメリットのある施策でした。新型コロナウイルスによる収入減や消費低迷、加えて東京オリンピックの延期などにより、キャッシュレス・ポイント還元事業の継続の希望がたくさんある中での終了となりました。

 キャッシュレス・ポイント還元事業の終了にあたって、次の施策として2020年9月から実施されるマイナポイント事業ですが、当初はキャッシュレス・ポイント還元事業と同様な還元方法でマイナンバー・カードに結びつけたものと思っていたのですが、かなり内容が異なることがわかりました。

 マイナポイント事業はキャッシュレスで決済をしたときに一人あたり最大25%(上限5千円)の還元を受けられるという施策です。この1人ありあたり最大25%(上限5千円)という条件がどういう意味かというと、期間中に2万円をキャッシュレスで決済したときに、その25%の5千円分のポイントが還元されるということです。

 ですから、一人で2万円の買い物を何回行っても、期間中の一人あたりの還元はあくまでも5千円までとなります。世帯で考えると、たとえば4人家族ならば最大で一世帯あたり2万円の還元となります。

 これは決済をするたびに還元されるキャッシュレス・ポイント還元事業とはかなり内容が異なります。キャッシュレス・ポイント還元事業と同等であれば、消費対策にもなるし、キャッシュレス推進、マイナンバー・カードの普及にもつながるかもしれませんが、5千円分の還元では効果はあまり期待できそうにありません。マイナンバー・カードを手に入れる手間もかかります。

人気ブログランキングへ

| |

« 石油はあとどれぐらいもつの? | トップページ | ロダンの「考える人」は何も考えていなかった? »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 石油はあとどれぐらいもつの? | トップページ | ロダンの「考える人」は何も考えていなかった? »