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2020年7月

2020年7月23日 (木)

ダイサギとアオサギ|久しぶりの野鳥観察

 しばらく、野鳥の写真をアップしていませんでしたが、デジカメを新調したこともあって、しばらくぶりに撮影に出かけました。かつては、休日ごとに出かけていて、撮影した写真をこのブログに投稿していました(カテゴリ:野鳥)。まったく撮影することができない日もありましたので、久しぶり初日にどれぐらいの野鳥に出会えるかはわかりません。

 ここ数年の大雨で川の流れがだいぶ変わっていますので、どこでどんな野鳥が見られるかという昔の経験は一切役に立ちそうにありません。

 ということでカメラをぶら下げて歩きましたが、ちょうどダイサギが目の前に飛んできました。

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これはラッキーです。久しぶりなのに、ダイサギさん、ありがとう!

いろいろ見えていたところ、このあたりは大雨で流れが変わり、川底の岩が剥き出しになり岩場となっています。

どうもこの岩場あたりを餌場にしているようです。

川の中をじっと見て魚を探しています。

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すると、そこにアオサギもやってきました。

ピントが合わなかったのでこんな写真で申し訳ありません。

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久しぶりなのに!アオサギさんもありがとう!

アオサギさんも、さっそく水面をじっと見つめはじめました。

やっぱり餌場になっているということを確認しました。

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久しぶりの割りには、ダイサギとアオサギをいっぺんに撮影することができました。

コサギ・カルガモ・カワセミなどは、どこにいったのか見ることはできませんでした。

さて、今回新調したデジカメですが、パナソニック デジタルカメラ ルミックス FZ85 ブラック DC-FZ85-Kです。

焦点距離が20 mm〜1200 mmで、光学ズーム60倍です。

 このカメラにレイノックス 2.2X テレコンバージョンレンズ DCR-2025PROをつけています。このテレコンは2.2倍なので、FZ-85の光学ズームが60×2.2倍で132倍となりますが、ここまで拡大すると分解能がついていきません。また色収差が出ます。

 

 FZ-85にテレコンをつけるには、パナソニック レンズアダプター ルミックス DMW-LA8が必要です。レイノックスのテレコンに付属のアダプターリング52 mmを使うと、このレンズアダプターに取り付けることができます。

 

いろいろなフィルターやコンバージョンレンズを持っている場合は、ステップアップリングとステップダウンリングを持っていると便利です。

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2020年7月18日 (土)

お勧めの英語翻訳サイト-複数の翻訳エンジンの癖をつかんで便利に使いこなす

 英語翻訳サイトと言えば、自分はいつもGoogle翻訳を利用しています。Google翻訳は翻訳エンジンがAI化されてから、翻訳精度が劇的に向上しました。Google翻訳のおかげで多国語で記述されている記事もずいぶん簡単に調べられるようになりました。

 一方で、翻訳後の文章において、元の言語の文章の一部分が訳がされていなかったり、訳文がわかりにくかったりすることもあります。このような場合、元の言語を少し直すと改善しますが、もともとのAIエンジンの癖のようなものも影響しているように思います。

 利用するAIエンジンがひとつだけだと得られる結果が画一的になってしまいます。そこで、様々な人には様々な考えがあるのと同じように、複数のAIエンジンでいろいろな結果を得て、人がそれらの結果を見比べて判断するのが良いと思います。

 そこで、他の翻訳サイトでも翻訳をしてみるのですが、なかなかGoogle翻訳に匹敵する翻訳サイトはありませんが、自分は下記のサイトを利用しています。

翻訳の比較

例1)貴社の記者が汽車で帰社した

  • Your reporter returned home by train. (Google翻訳)
  • Your reporter has just returned from a train. (DeepL翻訳)
  • Your reporter came back to the office by train.(Bing Microsoft Translater)
  • Your reporter returned to the office by train. (Cross Transer)

 どの翻訳エンジンも貴社は「Your」、記者は「reporter」、帰社は「Train」と訳しています。

 一方、帰社は帰と社に分かれて翻訳されています。

 「帰」はGoogleとCrossは「returned」、Bingは「go back」であれば元の日本語に近い意味になっていたところですが、「came back」と訳しています。DeepLは「has just returned」となっており現在完了形にしてしまいました。

 「社」はBingとCrossは「the office」と訳していますが、Googleはなんと「home」と訳しています。DeepLは「社」を訳しておらず「from a train」としてしまいました。

 短い日本語文ですが、これだけ翻訳結果が異なります。

それでは、各翻訳エンジンが訳した英文を日本語に翻訳してみます。上記の英語のニュアンスの違いが反映された翻訳結果となります。

  • あなたの記者は電車で家に帰りました。(Google翻訳)
  • 記者さんは電車から帰ってきたところです。(DeepL翻訳)
  • あなたの記者は電車で事務所に戻ってきました。(Bing Microsoft Translator)
  • あなたのリポーターは、電車でオフィスに戻りました。(Cross Transer)

 Googleは「家に帰りました」となってしまい、元の日本語と意味がまったく異なってしまいました。

 DeepLは「帰ってきたところです」となり、この日本語を話をしている人が貴社にいることになってしまい、意味が変わってしまいました。「帰ったところです」でなければいけません。

 Bingも「戻ってきました」と訳しており、「戻りました」でなければいけません。

 Crossは日本語→英語では記者を「reportoer」と訳しましたが、英語→日本語ではreporterを「リポーター」と訳しました。

例2)あなたの会社の記者は汽車であなたの会社に帰りました。

次に、貴社の記者は汽車で帰社したをもう少し回りくどい表現にしてみました。

  • Reporters in your company have returned to your company by train.(Google)
  • Your company's journalists have returned to your company by train.(DeepL)
  • The reporter of your company returned to your company by train.(Bing)
  • Reporter of your company returned to your company by train.(Cross)

 あなたの会社は、Googleは「in your company」、BingとCrossは「of your company」、DeepLは「Your company's」と訳しました。

 DeepL以外はほとんど同じ訳文となりました。ただし、Googleは記者を「Reporters」と複数形にしています。DeepLは例1)では「reporter」だったのに、今回は「journalists」となっています。そして複数形です。どうして、journalistと訳することができたのでしょうか。

こうやっていろいろと翻訳させると、それぞれのAIエンジンの癖や性格がわかってきて面白いです。

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2020年7月 5日 (日)

ロダンの「考える人」は何も考えていなかった?

 ロダンの「考える人」はフランスの彫刻家オーギュスト・ロダンが制作したブロンズ像です。

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 この像は最初は「Le Poète(詩人)」という名前でしたが、ロダンの没後にロダンの作品の鋳造を手掛けていた鋳造家のアレクシス・ロデュエが「考える人」と名付けました。

 ロダン本人は、イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリの「神曲」にヒントを得て作成した「地獄の門」という作品の一部として、この像を制作したそうで、地獄の門の上から門の様子を見ている人のようです。もちろん、何かを考えていたのかもしれませんが、「考える人」という意図で制作されてた像なのかは、よくわかっていません。

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2020年7月 2日 (木)

キャッシュレス・ポイント還元事業とマイナポイント事業の違い

 2019年10月1日の消費増税に伴う消費喚起対策として実施されていたキャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)が2020年6月30日をもって終了しました。この還元事業はキャッシュレスで決済をするたびに、既定のポイントが還元されたり、値引きされたりするので、非常にメリットのある施策でした。新型コロナウイルスによる収入減や消費低迷、加えて東京オリンピックの延期などにより、キャッシュレス・ポイント還元事業の継続の希望がたくさんある中での終了となりました。

 キャッシュレス・ポイント還元事業の終了にあたって、次の施策として2020年9月から実施されるマイナポイント事業ですが、当初はキャッシュレス・ポイント還元事業と同様な還元方法でマイナンバー・カードに結びつけたものと思っていたのですが、かなり内容が異なることがわかりました。

 マイナポイント事業はキャッシュレスで決済をしたときに一人あたり最大25%(上限5千円)の還元を受けられるという施策です。この1人ありあたり最大25%(上限5千円)という条件がどういう意味かというと、期間中に2万円をキャッシュレスで決済したときに、その25%の5千円分のポイントが還元されるということです。

 ですから、一人で2万円の買い物を何回行っても、期間中の一人あたりの還元はあくまでも5千円までとなります。世帯で考えると、たとえば4人家族ならば最大で一世帯あたり2万円の還元となります。

 これは決済をするたびに還元されるキャッシュレス・ポイント還元事業とはかなり内容が異なります。キャッシュレス・ポイント還元事業と同等であれば、消費対策にもなるし、キャッシュレス推進、マイナンバー・カードの普及にもつながるかもしれませんが、5千円分の還元では効果はあまり期待できそうにありません。マイナンバー・カードを手に入れる手間もかかります。

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