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2020年5月 8日 (金)

ウイルスの存在理由⑤ーまとめ

 ウイルスの存在理由について、起源ワクチン遺伝子組み換え技術ミクロなモノ造りについて考えてみました。

 そもそも、ウイルスは人類が誕生するずっと前から地球に存在していました。最初の猿人が現れたのがおよそ700万年前、現在の人類の祖先が現れたのはおよそ20年前です。それに対して、ウイルスが生まれたのはおよそ30億年前と考えられています。ウイルスが存在したから生物の進化もあったのです。ウイルスが存在していなければ、人類も誕生していなかったかもしれません。

 また、ここで紹介した最新の技術を使うことによって、人類はウイルスをより有益なもととして扱うことができるようなるでしょう。

 そのように考えると、ウイルスの存在理由は「ある」と結論づけることができるでしょう。しかしながら、ウイルスの存在理由というのは人間(筆者)の勝手な判断基準で、考えること自体がおこがましいことかもしれません。『善玉ウイルス』『悪玉ウイルス』『善悪両方の働きをするウイルス』というのも人間にとっての判断でしょう。

 遺伝子組み換え技術を使えば、迅速に新しいウイルスを作り出すことができます。しかし、この技術が悪用されると、生物兵器などが簡単に作られてしまうことにもなり兼ねません。さまざまな技術を使いこなし、ウイルスをどう利用するのかは人間側の問題だということを忘れてはいけないでしょう。

 下記は中古本ですが、ウイルスと地球の声明について論じており、とても面白いです。ただし、現在はamazonでは中古本も入手不可能のようです。

 

同じ著者の下記の本は電子書籍版は入手できます。

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