五稜郭タワーズ
五稜郭タワーは函館市の五稜郭公園の近くにある展望タワーです。現在のタワーは2004年11月に着工し、2006年3月31日竣工、同年4月1日から開業しています。新タワーが建造される前は、旧タワーがありました。旧タワーは五稜郭築城100周年を記念して1964年12月1日に開業しました。五稜郭築城100周年に加えて、東京オリンピック後の開業でしたから、ずいぶん盛り上がったようです。
さて、次の写真は新タワー(手前)が完成しつつある2006年の正月に撮影したものです。開業前ですから旧タワー(奥)も解体されずに残っており、新旧タワーズのツーショットを撮影することができました。なお、旧タワーは2006年6月に解体されました。旧タワーの跡地はアトリウムになっており、土方歳三のブロンズ像などが展示されています。
さて、奥側の旧タワーの高さは60 m、展望台の高さは45 mです。一方、新タワーの高さは避雷針までで107 mあります。実際の高さは98 m、展望1階は86 m、展望2階は90 mあります。旧タワーの展望台の倍の高さがあり、はるかに遠くまでを見通せるようになりました。
五稜郭タワーは現在新型コロナウイルスのため4月18日(土)より5月6日(水)まで臨時休館となっています。新型コロナウイルスが収束するまでは、花見や観光も全面的に控えています。収束したら是非、函館を訪れてください。
ところで、この高さから、どれぐらい遠いところまで見通せるかについては、ブログ「光と色と」の下記の記事を参考に計算することができます。
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