「技」と「業」の違い 神技か神業か|異字同訓
「技」と「業」。どちらも、「わざ」と読みますが、その意味は異なります。「技は」練習やトレーニングで身につけられる技能や理論に基づいた方法などのことです。「業は」、行為や仕事のことです。
【技】
技術や技芸のこと。格闘技などの一定の型をもつ動作
技を競う。技を磨く。技をかける。必殺技を生み出す。
【業】
行いや振る舞い。仕事のこと。
人間業。神業。軽業。業務。
「かみわざ」は、神の仕業ですから「神業」が正しい表記です。
人間業ではない、神にしかできないような高度な技術や行為を「神技」と書きますが、この場合は「しんぎ」と読みます。
※異字同訓
「漢字は異なるものの、意味の近い言葉で、訓読が同じになるもの」です。
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